ソニーストア銀座でPlaystation VRを予約してこようとしたら結局オンラインでの予約だった件

土曜日は各地で激戦が繰り広げられたPlaystation VRの予約ですが、火曜日の仕事の合間にに体験会&先行予約販売の情報に真っ先に気付けたので、そこで申し込みをしたのでした

但し、なぜか予約申し込み完了メールが届かず、サポートといろいろやり取りしたり。

結果、直接メールの内容だけ送付してもらっての参加となりました。通販用のメールアドレスはドメイン込みで8文字のを使っていて、たまにメールアドレスとして認識してもらえないことがあるから、それかな、と。

いざ銀座

そして銀座へ。

受付でこのフロアですか?とか訊かれて固まる俺。

スタッフのおねえさん1がインカムで確認して要領が得られず、おねいさん2が3Fまで駆け上がって対応。1Fの受付に3F用の名簿くらい持っておけよ。

そんなこんなで3Fで体験。コンテンツの選択権はなく、THE DEEP。一年半前に品川でMorhpeous体験会でやったもの。

bnog.hatenablog.com

その時は立ってプレイだったのですが、今回は座ってのプレイ。2回目であることと、座ったままであることで、体験としてはイマイチでした。

というところで体験会としてはイマイチでした。じゃあ、予約としてどうだったかというと、

ということで結局オンラインなのでした・・・。そして

結局サポートへ個別連絡となるのでした(完)

ソフト

まぁ、ハードの予約はさておき、PlaystationVRって、ソフトは何があるんだ!というところが肝要なわけです。

サマーレッスン

summer-lesson.bn-ent.net

VR道にハマるきっかけになった作品。何があろうと買う。

Rez Infinite

www.playstation.com

リリースタイトルの中で一番期待しているのがRez

初音ミク VRフューチャーライブ

セカイで初めての、初音ミクのVRライブにようこそ♪PlayStation®VR専用ソフト『初音ミク VRフューチャーライブ』、PS VR本体発売日の10月13日(木)に配信決定! | セガ 製品情報サイト

手堅く踊りながら楽しめそう

しあわせ荘の管理人さん。

ローンチタイトルではなく、PSVR公式にひっそり載ってるディースリー・パブリッシャーの恋愛ADV。詳細は未発表っぽい。中身に期待できないけど買わざるを得まい

ドリームクラブVR

未だ発表されてないけど、きっと出ると信じている! Vitaのローンチでさえ出してきたディースリー・パブリッシャーがここで怯む理由がない。来週ライブやるみたいなのでそこで発表するに違いない :-p

スペースチャンネル5

RezよりこっちをVR化してほしいなぁ。MOVE専用かつ単純移植でいいから是非にSEGAにはリメイクして欲しい。一緒に踊れたらかなり楽しいと思うのですが。

なにはともあれ

10月が楽しみなのですっ

アダルトVRフェスタに入場してきた

今日はアダルトVRフェスタに行ってきました。

ホッテントリ

20to4000.hatenablog.com

なんてなエントリが上がってますが、こちらはちゃんと入場したレポートをば。

入場まで

ってな感じで一般開場の1時間前であるところの13時ごろに現地に到着したものの、列形成があるわけでもなく、なんとなく入り口前に佇む我々。どう考えても未来がないなぁと思っていたのですが、

入り口近くに立っていた人を適当にスタッフの人が10人ずつ肩をたたいて建物の中に入れていくというこれまでどこまで見たこともないやり方。比較的真ん中に近いところにいたこともあり、4ロット目か5ロット目での入場を勝ち取ったのでした。

入場後

入り口で3000円を払ってビラをもらって入場。

入ったからといって、スムーズに楽しめたかというとそうでもなく、混沌とした世界。どこに何があるかのアナウンスは一切なく、それぞれの待機列の先に何があるかは全く分からない。それでも暴動が起きない訓練された我々。いやー、凄い凄い。

特にひどかったのが、別室に隔離されていた、非実写のコンテンツ群。部屋で仕切られていた「VR腹筋ローラー」「シークレット出展」はまぁよかったのですが、同室の「Irisちゃんとおうちで初H」と「なないちゃんとあそぼ!」は回転悪いという特性もあり酷かった。

想像以上に客が来たのはわかるけど、簡単なオペレーションで何とかなるところぐらいは対応してほしかったのが正直なところ

コンテンツたち

そんな混沌の中で体験したコンテンツたち。基本実写は今でも金払えば家で見れるものばかりなので、ここでしか体験できなさそうなところを中心に体験してきました。

D=60

空気圧で揉む感覚を生み出すというニコニコ技術部な作品。一発ネタとしては面白いし、LeapMotionの使い方としてもよく制御されてるなと思いましたが、VRかといわれるとちょい微妙。

VR腹筋ローラー

Youtubeプレイ動画は見たことがあったけど、実際体験してみると大違いで、これがなかなか辛い運動。それに対して得られるご褒美があまり大きくないので、数回やると飽きる感じ。これもやっぱり一発ネタ。

Irisちゃんとおうちで初H

残念ながら会場では音声認識が動いていなくて、LeapMotionでIrisちゃんをさわさわ出来るコンテンツ。個人的には今日一番期待していたのですが、出来としてはまだまだα版。Irisのモデルができたのが6/1ということもあったのでしょうが、作りこみの甘さが半端ない。ただ、甘さというよりは設計された制御もなんか普通ではなく

ということとなっており、スカートの中がのぞき込めないという何のためのVRなんだよという問題が。この先どうしたいのかというコンセプトも見えなかったし、さてはて今後どうなりますやら。

なないちゃんとあそぼ!

これが凄かった! ホント凄かった! どんな感じのコンテンツかというと三上洋さんのツイートあたりを見るとよくわかるのですが、空気嫁スマホを設置して動かすとVRでなないちゃんとあそべる作品でした。

正直なところここまでの完成度で出来上がってると思っていなかったこと、また、操作体系がここまでシンプルに作りこまれてること、あたりが全く予想外でびっくりしました。「アダルトVR」というのをきちんと具現化させようとしていて素晴らしかったです。

やはりVRというのは、出力だけではなく入力をどう与えるか、というところが肝要なのだなぁと動かしながら思ったのでした。

コミケと言わずさっさと売ってほしいなぁ、というのが正直なところ。明らかに世界の最先端を行っているので、こういう限られた場でしか体験できないのはもったいない気がする。

まとめ

ということで、入場できなかった多数の方には申し訳ありませんが、なないちゃんとあそぼ!が体験出来て十分満足なアダルトVRフェスタでした。

やはり機材が高いというあたりが、開発者になろうという人の足枷になっているのと、体験してみたいという人が必要以上に膨れている要因なんだろうなー。

需要と供給がアンマッチな中、2か月先にどうなるのか期待半分不安半分で見守りたいところですね。

見守るだけで、8月はコミケに「なないちゃんとあそぼ!」を買いに行くのが最優先なわけですがっ!!

追記6/12 21:25

やはり入れなかった人が多いようで、こーいうエントリも上がってますね。

mugenvr.hatenablog.com

 

ネコぱらいぶ☆がSteamだけに卸した件について

今週のVR界隈で一番驚いたのは、エイプリルフールネタだと思っていたネコぱらいぶ☆が製品版のVR機器に対応してリリースされたこと。

 元々はエロ同人であるところの、ネコぱら。

nekopara.com

全年齢版をSteamで売るような先進性を見せていたわけですが、そんな中、今年の4/1に、アイドルゲーム化とDK2対応ダンスを発表。まぁ、翌日には嘘だと開発Blogで発表していたので、そのまま消え去ると思ってたのですが、2か月たってのCV1とVive対応版。

中身的には、単純に3Dモデル化したキャラがダンスしてるだけではあるのですが、ルームスケールで一緒に踊れるのが素晴らしい。CM3D2と違って踊りが簡単なのがいいねっ。

それで、今回のネコぱらいぶ☆の展開で一番気になったのが、Steamに展開したものの、DLsite VRは無視されたこと。まぁ、コンテンツ作った側からすると、コスト対効果考えたらさもありなん、というところではあるのでしょうが、DLsiteとこれまで関わってきたサークルから無視されたというのは大丈夫なんだろうか。

さすがにDLsiteの営業が今頃動いていて早晩タイトルに追加されると期待したいところですが、さてはてどうなりますやら。いかんせん自社企画のVRソフトさえラインナップに載ってこないくらいだからなぁ。

DMMバーチャルリアリティオワコン感半端ないし、日本のVRサイトはどうしてこうどこもここもダメなんだろ? 今のところ整理するほどのコンテンツ量がないからやむなしなのかな。

ここでいきなり告知

ということで、同じく全く流行っていない3月に作ったVRgamescapeですが、閉鎖させていただきます。Oculus Rift製品版発売で盛り上がるのかとおもったのですが、Oculusが盛り下げる施策を連発したのと、それに伴うモチベーション低下でどうもなりませんでした。

短い間でしたが、ご愛顧ありがとうございました。

「響け!ユーフォニアム」LIVEサウンド上映が素晴らしかった件

2回目になりますが「響け!ユーフォニアム」劇場版チネチッタのLIVEサウンド上映で見てきました

(どうでもいいけどwebcardが死んでますなこの公式サイト)

チネチッタのLIVEサウンドは、スピーカーを増設して音響をよくした上映。前々からやってはいたようなのですが、なかなか機会無く今回初体験。

映画の内容的にもマッチしたのでしょうが、音響をよくしたことでかなり迫力のある映像体験となりました。演奏シーンの迫力感が明らかに違います。そして、何より凄かったのはスタッフロールのDREAM SOLISTER(Movie Ver)。ラストの余韻のまま突入したこの曲、アレンジも素晴らしければ、TRUEのボーカルのパワフルかつ素晴らしく高音まで伸びる歌声がなんとも印象的

いやはや満足しました。

ただ、1点だけ不満が。

しかも630円と微妙に高い。惜しい。

明日明後日でもう1回見に行きたいところですが、レイトショーまでに残業が終わるかかなー

アーガイルシフトに日本のVRコンテンツの未来を見たVR ZONE

昨日は19:30~21:00の回次でVR ZONEへ行ってきました。

project-ican.com

有料故に混まないだろうと思っていたら出遅れた。既にネット上に感想が出回っているので今更感ではあるが、感想を書いてみよう。

高所恐怖SHOW

見た目分かりやすいと言うことで、なんかVR ZONEといえばコレ!みたいな露出になっていましたが、確かに凄かった。

単にビルの上から伸びる板の上を歩くというだけで、ここまで怖いとは思わなかった。猫を助けるということで、視線が自然と下を向かざるを得ないのが巧い作りだなぁ、と思ったり。各所で話題になるのも納得である。

スキーロデオ

スキーの滑降を体感できるということで、滑走感はよかったのです。

ということで、ゲームとしてイマイチ。そして、スキーが入力デバイスとしてしか機能しないため、スキーっぽさが感じられなかった。

リアルドライブ

レースゲーとして面白かった。

HMDをしないコンテンツがポツンとあってなんとも違和感。しかも、これWebで車のチューンナップが出来るとか言ってたから、フツーにゲーセンに展開したほうがよかったのでは?という気がする。というか、これからするのかな?

トレインマイスター

要するに電車でGO。

ということで一番作り込むべき運転台が作り込まれてないのがどうにも。しかも運転台にいるのは謎の教官ロボで、現実でないことを嫌でも実感させられるという。どうしてこうなった。

アーガイルシフト

今回一番よかったのがコレ。巨大ロボットのテストパイロットという設定でコックピットに座ったものの、いきなり戦いに巻き込まれるという、ありがちながら分かりやすいストーリーに、ロボにはサポートとしてAIヒューマノイド「アイネ」が付属しているという分かりやすい狙った作りが素晴らしい。

シューティングの部分の作りは正直甘々なのですが、アイネがドタバタやってるだけで全てが許せる。二人でいる感が凄く良かったです。サマーレッスンを作った原田勝弘原案だけあって分かってる感が流石すぎる。こーいう構造は他のゲームにも展開できそう。

ちょっとやり過ぎ感は確かにあって、キャラ(というか正確)が選択出来るようになるといいなぁ、とか思ったり。まぁ、この辺はタイトル数が増えてくることによって解消される部分でもあるのでしょうが。

そこは置いておくとして、女の子ナビゲーターをいろんなゲームにつけるのは面白そうな気がする。トレインマイスターも指導教官を女性キャラにしとけば良かったのに。

全般

人数限定と言うこともあり、なかなか快適にいろいろ楽しめました。

ただ、支払がバナコインなる電子マネー限定なのはやむなしなんでしょうが、チャージの使い勝手の悪さはなんでこうなったというレベル。1000円ずつか100円ずつしかチャージ出来ないとか。

そして、オペレーションが稼働して長い割りにイマイチこなれていないのが不思議な感じ。開始前の説明が全く聞こえないとかどうして改善しようとしないんだ?

ということで、出し物は楽しめたのですが、いろいろ不満もあったVR ZONEでした。

高所恐怖SHOWとアーガイルシフトを体験しに行くだけでも価値はあると思うので、皆さんも是非にっ。

ゲーム版パンチラインはアニメより先に出すべきだったよーな

連休前にひっそりリリースされたパンチラインの感想など。

punchline-game.jp

もともとゲームの企画が先にあって、アニメも作ることになってアニメが放送開始されたのが2015年4月。それから遅れること1年、ようやくゲーム版の発売だったのです。

発表当時のこのあたりでは大期待だったわけですが、

 アニメのほうが、展開の遅さから評価されずに終わってしまったこともあって、だんだん存在を忘れかけていったのでした。

そんな厳しい状況下での発売となったわけですが、打越信者としては発売日に買ってプレイせざえるを得まいということで、早速VITA版でプレイしたのでした。

大枠としては一本道のADV。選択肢的なものもありますが、即ゲームオーバーに流れるか、本筋に変わらない部分が変わるかだけで、ほぼ意味はない。

ミニゲームとして、イタズラパートとイタゴラパートがあるものの、選択肢が少なすぎるため、頭を使うというより運に頼った試行錯誤することしか出来ず、達成感というより徒労感を覚える感じ。時間制限がちょい厳し目なのでドキドキ感は多少あるけど。

お話の本筋は、普通に面白かった。ループものと入れ替わりものの要素をうまくつなぎ合わせて、最高にハッピーでピースフルな世界を目指す物語が出来上がってました。が、コレ、大半アニメ版で明かしちゃってた内容ママなので、プレイしていてのワクワク感が全く感じられなかったのが残念。完全に一致はさせてないのですが、打越鋼太郎ならもうちょっと捻ってきてくれるのかと思ったのに……。

あとは、基本的に3Dモデルでの表現になっているのですが、モデルもモーションも一昔前感があってビミョー。踊りとかそのぎこちなさ含めてギャグにはなっているのですが、もうちょっと頑張ってもよかったのではないかなぁ、と。

あと

というのが地味に辛かった。もうちょっとノレるOP/EDだったらよかったけど、これも微妙な出来だったし。

ということで、どういう切り口で見てもビミョーな感じのパンチラインでしたっ。アニメ見てなかった人ならお話を楽しめるとは思うので、プレイしてみてもよいのではないでしょーか、という感じです。

 

パンチライン

パンチライン

 
パンチライン

パンチライン

 

カスタムメイド3D2とプレイクラブでVRエロゲの時代来たる

黄金週間とは良く言ったもので、この一週間でVRエロ界隈(というかVRエロスレ)は大盛り上がりとなりました。

カスタムメイド3D2

一応「動作保障対象外」と謳ってはいますが、公式で発表されたパッチでのOculus Rift CV1とHTC VIVE対応。

OculursのほうはDK2の時代からサポートしていたので、単に製品版のランタイムに対応したのみとなっていますが、HTC Viveも併せて対応してきたのにはかなりびっくり。しかも、単に対応しただけでは無くViveのコントローラーを使って、モデルを触れるようにしたという専用対応まで詰め込むというサービス精神。

早速Viveで試してみたのですが、ルームスケールに対応したことで、かなり新たな体験となっていました。

特に個人的に気に入ったのは、ダンス。一緒に踊れるというのがとにかく楽しい。向かいあって踊ってよし、並んで客席(ただし無人)に向けて踊ってもよし、いい体験でした。

最大の難点は移動。MOVEの基準が視線方向ということで、地表面を部屋の床に合わせるためにいちいち床を見て前進させてから、なるべく水平方向を見て前進するという、なんか無駄な動きが必要に・・・。

PANORAの記事だとそのあたりの問題点は認識あるみたいなので、今後の改善に期待ですな。

PlayClubVR

こちらは公式での対応では無く、ユーザのMOD。まぁ、最近没落感の激しいイリュージョンでは難しかろうというところで。

www.hongfire.com

こちらは、作者がVive持ちということで、Viveをメインターゲットにしているもの。

最初動作させるのにPlayClub_Data\Managedフォルダにアクセス権限つけないといけないことに気付くのに時間がかかったものの無事起動。

CM3D2とは完全に違った質感の3Dモデルなので、これはこれでなかなかいい味わい。また、こっちの移動は場所指示してのワープが実装されているので、そのあたりのストレスも無いのがいい感じ。

一番の問題点は

ということで、ゲームそのもの。プレイ出来る幅が圧倒的に狭いので、飽きがすぐやってきてしまいます。これはイリュージョンがイマイチというより、KISSのマネタイズの巧さが凄いだけなのかもしれませんが。

ただ、発売後時間が経ってることもあって、いろいろMODも出来てるので、そのあたりで楽しむのが良いのかも。

共通の課題

VR専用で開発してないこともあるのでしょうが、メニュー選択をViveコントローラーでやるのが凄い難しい。

CM3D2はPOINTERモードに変えて、コントローラーの向きでカーソルを移動して、タッチパッドを短時間押し込むことでクリック扱いにする形で、慣れればなんとかなるかなーという感じ。ただ「短時間」の判定が厳しめなのでなかなか辛い。

プレイクラブはMENUモードに変えて、タッチパッド自体でカーソルを移動させた上でその場所を押し込むという超絶難しい操作。タッチパッドの絶対座標がメニューの座標とリンクするとかいわれても、そんな細かい操作を空中で出来るかいな、という。

このあたりは、未だ研究が足りてない分野なので、今後標準のやり方が出来てくるのでしょうけどねー。

おわりに

VRエロゲは臨場感がハンパないのでもっといろんなタイトルといいなぁ、と。

正直なところ、同人からもうちょっとタイトルが出てくると思ってたのですけどねー。ここまでほぼほぼ誰も作らないとは思わなかった。夏コミあたりには出てくるのかなー。期待期待。

 

追記:5/7 22:10

PlayClubVRのメニュー選択がアップデートされているという情報がっ

あとで試そうっと

追記:6/7

github.com

追記:7/31

3ヵ月後の状況を書いた

bnog.hatenablog.com

まいてつは九州復興の夢を見る

但し、フィクションの九州だけどっ。

ということでまいてつをプレイしたのでその感想など。 

おはなし

舞台は架空世界の日ノ本(日本)は御一夜(人吉)。その御一夜から湯医(湯前)を結ぶ御一夜鉄道を、帝都(東京)帰りの主人公の双鉄君が復興していくのがメインストーリー。この架空世界というのが結構特殊な設定していて、自動車と飛行機のあいのこみたいなエアクラという移動手段が普及していて、鉄道網はズタズタになっているといて、また、鉄道にはレイルロオドという運転整備が出来る人形型モジュールがあるというハイテク世界。そんな世界で、SLでの復興を図るという、これぞ趣味だねぇ、というエロゲ。

共通ルートがハチロクを試運転するまで、3人のメインヒロイン毎に異なる問題を解決、サブヒロインはあくまでおまけ、グランドルートで一番大きな復興、という構成。

奇しくも去年ファミ通文庫碓氷と彼女とロクサンの。 というSLラノベが出てましたが、あっちは走らせるまでに特化してたから分かりやすかったのに対し、まいてつは町の復興まで取り扱ってしまってて、プロットが濃厚すぎ。

そのため、企画の規模にギリギリ収めるために、いろんなものを犠牲にしていて、そのあたり好みが分かれるかも。市長と運転士を1キャラにまとめたのはどうよとか、先輩キャラと銀行の頭取を1(ryとか、エアクラって結局何やねんとか、前半点描にしすぎだろとか、微妙な点が数多い。どうにもこうにも盛り込み過ぎなんだよなぁ。ただ、コレを書きたかった、という情熱はよく分かるので、憎めない感じ。

そして、グランドルートがきちんと全体のまとめで一番分かりやすくてストレートなお話になっていて、読後感が非常に良いのがGOOD。

システム

発売直後にまとめサイト系で、最近のエロゲはここまで演出すんのか、みたいな記事が出ていたのですが、E-moteの使いこなしに関しては最先端。たぶん全立ち絵・全イベント絵にE-moteでのモーション突っ込んでいると思うのですが、それがウザくないレベルに抑えているのが素晴らしい。

新しい技術を使いこなしてるので、今後の作品にも期待が持てるのがいいですな。

また、章毎の進捗インジケータが画面一番下に出続けてるというのが地味に良かったです。普通に読み進めてるときも、回想使ってるときも、先がなんとなく見えていい塩梅。

音楽

全ルートにOP/EDボーカル曲ってのは凄すぎる。物量勝負で、かつ、そこそこの品質で揃えてきてるので、ただただ感心することしきり。オフボーカル含めて、作品世界によくマッチしている音楽で良かったです。ただ、これは! というのが無かったのがちょっと残念かなぁ。

エロ

メインのシナリオ上はフラグを立てるだけでエロシーンは無く、回想からしか見られないという割り切り仕様。これはこれで作品世界を損なわない巧い作りだったように思います。

シーン自体はE-moteでの動きを上手く活かしてて、なかなかのレベル。キャラ数も多いのでバリエーション豊かだし。

まとめ

現代エロゲのE-moteの使いこなし方を体験するのにはベストな作品といえるのかと。無駄な引き延ばしがないので、飽きずにラストまでプレイ出来ます。

そして、この無駄にコストかかってる感と、やっぱり売れて無さそう感(たぶん)のアンマッチっぷりに涙するのです。

ホントよくこんな企画通ったな、というのが正直な印象。

そして出たタイミングも絶妙だったかな、と。『隈元ー久留目が繋がらないなら、博太にも辿りつけない。』とか4月発売だったら変に叩かれてたのかも。3月発売で九州復興ネタだから誰も叩いてないけどねー(単に世間的に超マイナーだからという気もするけど)

ということで、なかなか楽しめたまいてつでした。

 

ネタが無い

週1回エントリあげると目標に掲げた2016年、4ヶ月たって初めてネタが無い自体に。

  • 誕生日におめでとうと言われたのがトルネフだけだったというネタは自虐過ぎる
  • Viveはコレは!というソフトが未だ無いよね
  • Oculusは未だ来ねーし
  • GAME ONは空いている日に行きたいのだが、なかなか時間が無い
  • まいてつは面白いけど時間が取れて無くてコンプまではまだ先が長い
  • その後パンチラインのネタになる予定だけど発売前ネタで1エントリ書けるほどのものでは無いよなー
  • 4月新アニメはエントリ書きたいと思うほど面白いものはない
  • 最近のラノベインパクトあるのがない感じ

ということで書くことがないなー。

来週になったらそれなりにいろいろありそうなんだけど。ということで今週はひっそりと終わるのであった・・・。

まぁ、そういう週もあるよね。連休は頑張ろう。

Oculus Rift の自滅からHTC Viveの時代へ?

VR元年を引っ張るのはOculus Riftかと思いきや、Viveに負けそうだよなぁという感じがしてきたので、ここのところの流れをまとめてみました(PSVRはまぁ別枠で)

Oculus Rift

2016/01/07
公式サイトで予約開始。日本向けは送料込みで94,600円(US向け本体のみは$599)
2016/03/29
発売。しかしながら日本に届いたというレポートなし
Oculus Home以外のソフトは設定で「不明ソースを許可」しないと動かせない事が判明(izm_11's blogほか)
2016/04/02
部品が足りなくて予約受付時の発送日通りには発送してなかったことを発表(ITmediaほか)
2016/04/03
プレイ中の各種情報をFacebookに送っていることが判明(GIGAZINEほか)
2016/04/15
ようやく日本に届き始める。が、事前アナウンス無しに、日本向けパッケージにはXboxコントローラのワイヤレスアダプタが付属しないことが判明(ネット民の反応ほか)

※基本的にJSTベースの日付。ソースは目についたところで。

ネガティブな話題ばかりで、それでもきちんとアナウンスしていればそこまで愛想を尽かされることもなかったかもしれないのですが、全てが後出しなため、これまで応援してきたような人も見放し始めている状況。

HTC Vive

2016/03/01
公式サイトで予約開始。日本向けは送料込みで$996.48(US向け本体のみは$799)
2016/04/01
決済が開始されるが一部でエラーが発生(MoguraVRほか)
2016/04/05
発売。日本でも順次届いた報告がTwitterであがる

多少トラブルがあったものの、これまでも小売をやってきた会社だけあって、謝罪含めて対処も早かった印象。その他も非常にスムーズで予定通りの展開が出来ている感じ。

そのほか日本ではVR ZONEへの採用とか、ポジティブ話題が多い。

ちなみに私は4/8決済だったので111,680円でした。たまたま円高でラッキー。

ということで

実質的な発売日が逆転した上、セットに含まれる内容の違い(RiftはVR用のコントローラー無し)、ソフト管理部の出来(ViveはSteamのVALVEだし)、$200の価格差が円ベースにすると2万円を切っている、などなど圧倒的にHTC Viveが勝ちの状態。Oculusは値段が少し安く見えるのと設置場所の条件が緩いくらいで、今の状況だと勝機がなさそう。

個人的には、日本製のエロコンテンツがViveでリリースしてくれるようになれば、Oculus Riftはもう転売してもいいや、的なノリになっていたり。ハードメーカーがここまで信用ならないと正直辛い。現状Oculusは謝罪する気も無さそうだし、今後どう日本で展開するつもりなんだろ。

 

アダルトVRの会を取り込めば一発逆転があるかもしれんけど :-p