チネチッタLIVE ZOUNDは素晴らしいものでしたが勿体ないと思った件

先月、チネチッタに新しい設備が入ると言うことでエントリを書いた

bnog.hatenablog.com

確認してきましたのでそのレポートなど。

いざ川崎へ。

チネ8に入ると、スピーカーより鉄骨が目立つという予想外の作り。なんで白く塗ったし…。おかげで、上映中も明るいシーンになると鉄骨がハッキリ見えるという…。

で、音自体についてですが、まず、最初のCMの時点で明らかに違うのが分かる。あの自動車整備のCMのピクニックがあんなにサラウンド感あるとはしらなんだ。そして、CMあけ本編前にLIVE ZOUNDのデモが入って、ここで本気の音の鳴り方が分かる感じ。

で、本編を見た印象は、音楽を鳴らすのに特化したセッティングを感じて、高~中音域の解像度感が凄く良かった感じ。あとは、ハコの出来がのせいか静音性が高いこともあって、環境音が綺麗に出てて素晴らしかった。

低音は重さを感じさせるセッティング。ちょっと聴いてて疲れる感はあるものの、コレはコレで良かったです。

シネマシティがaスタにLEOPARD入れたときは、最初の2日(3/31,4/1)こそ当時上映していた映画そのままかけたものの、宣伝からして4/2からのMAD MAX Fury Roadの再上映が主目的なのが明白で、意思を感じたわけです。

一方のチネチッタですが、「君の名は。」と「シン・ゴジラ」というヒットしてて集客が見込める作品を初週上映に選ぶのは、休日の多い週ゆえハコの回し方として致し方ないかな、と思ったものの

と、当初1週間予定で発表していたのを延ばすのは、まともに企画を立てられる人がいない感じがします。「ライヴプロデュース集団クラブチッタと手掛ける最新鋭のハイエンド音響装置」という触れ込みでLIVE ZOUNDの宣伝しているのにライヴ感楽しめる映画を上映しないのは間抜けとしか言い様がない。折角の設備なのに勿体ない。というか、何の目的で設備投資したのコレ?

そんな中、シネマシティでは同じ日にMAD MAXのライブスタイル上映をしてたり来週からシングストリート上映したりと頑張ってるのが対照的。

チネチッタも頑張りを見せて欲しいなぁ。

台形な劇場版とDTS Headphone:Xな劇場版と先が楽しみなTV版続編の響け!ユーフォニアム

今週は響け!ユーフォニアムのイベント上映に2回+劇場版のBD発売、とユーフォな週となりました。

「劇場版 響け!ユーフォニアム」舞台挨拶付き上映@新宿ピカデリースクリーン1(9/7)

「聲の形」公開記念 京都アニメーション特集上映ということで、ユーフォニアム劇場版の上映。

平日夜20:45~で映画+舞台挨拶をするにはなかなか凄い時間帯設定。

新宿ピカデリーのスクリーン1は初めてだったのでベストポジションがよく分からず&開催を知ったのが遅れたので結構後ろ目の席。2階席がある関係でリアのスピーカーが席の真上にあるというイマイチ不安な環境。

しかし、実際上映始まってみると、設備の良さもあってキレの良い音でなかなかいい感じでした。ただ、キレを活かすためか、音圧的にかなり控え目でちょっと物足りない感じ。

音はそんな感じでしたが、映像がどうにも納得できず。

f:id:NOGjp:20160911083323p:plain

こんな形の台形。左右も偏ってる感じ。

ツイートしてたら解説してくれる人がっ!

意味は分かるけど自分の趣味では無いなっ。

あ、あと舞台挨拶は、2の花火大会の音が凄い、くらいの話しか無く、無難な感じでイマイチ面白味に欠けたり。

Blu-ray「劇場版 響け!ユーフォニアム

9/7には届いていたのですが、23時まで新宿ピカデリーにいた関係もあって見たのは9/9。一番の特徴はDTS Headphone:Xでの音声収録。

メニューからHeadphone:Xを選択すると、音が各方向から流れるのが分かるデモが付いてて、効果の程がよく分かって面白かった。

ただ、作品特性として前から後ろから音が出てくるシーンというのがあんまりなかったので、本編中での効果は正直よく分かりませんでした…。とはいえ、自分の好みの音圧で聴けたのでなかなかいい感じでした。

BDだと自分の好きなシーンがいつでも見返せるのがいいです。この作品のエンディングが好きすぎるのでここだけひたすら今後とも見返すのだろうなー。

響け!ユーフォニアム2」1話先行上映会@丸の内ピカデリー3(9/10)

二部構成の第2部20:30~の回次での参加。

昔ながらの客席に余り角度が無く見上げる系の劇場。

キャスト前説→PV上映→1話上映→監督・キャストトークショー、な流れ。

1話は導入ながら1時間もあるのでいろいろてんこ盛り。新キャラ旧キャラ取り混ぜて魅せ場を作ってるのがいい感じでした。とはいえ、お話的にはドロドロしていてTV版ユーフォらしさが出ていてなかなか良さげ。この先も期待期待。

いやまぁ、本気の演奏シーンではなかったからというところもあるのかもしれませんが…。

あ、あと、トークショーは、キャストが楽しそうで何よりでした。なんか空回りな雰囲気もありましたが。

まとめ

正直なところイマイチ消化不良だったのですよね、ピカデリー。BDで満足感は多少得たものの、もう一度いい音で劇場で楽しみたい、というのが希望であります。まぁ、11月にULTILA上映はあるのでそれを待て!というところではありますが…

映画館のオンライン予約システムを比較してみた(2016/09版)

最近映画館に良く行くようになって、いつから予約できるのか毎度調べるのが面倒になってきたので、各社の予約システムを整理してみた(土曜日のチケットの予約開始が早い順・私の行動範囲の劇場のみ)

映画館システム名予約開始キャンセル・変更手数料決済方法
シネマシティ  

会員:4日前0時

通常:3日前0時

キャンセル可

会員:なし

通常:50円

クレジットカード
チネチッタ   3日前0時 不可 なし クレジットカード
109シネマズ   3日前0時 不可 なし

クレジットカード

ムビチケ

楽天ID

MOVIX

新宿ピカデリー

丸の内ピカデリー

 

会員:3日前17時

通常:3日前21時

不可 なし

クレジットカード

携帯電話

ムビチケ

リクルートかんたん支払

楽天ID

ユナイテッドシネマ U-ONLINE 水曜0時に土曜~翌金曜分 不可 なし

クレジットカード

ムビチケ

TOHOシネマズ vit 2日前0時 不可 なし

クレジットカード

TOHOシネマズギフトカード

携帯電話

楽天ID

ムビチケ

バルト

ブルク

Tジョイ

こうのすシネマ

KINEZO 2日前0時 不可 なし

クレジットカード

現金

モバイルSuica

U-NEXTポイント

シネマサンシャイン   2日前0時 不可 なし

クレジットカード

ムビチケ

イオンシネマ e席リザーブ 2日前0時15分

キャンセル不可

変更可

(但しムビチケ購入除く)

なし

クレジットカード

ムビチケ

 意外にもシネマシティの会員予約が一番早い。人気作月曜24時の良席予約バトルが激しいのも納得である。

キャンセル・変更はシネマシティとイオンシネマのみ。キャンセルは難しいにしても変更可くらいには各社できないものですかねぇ。平日夜だと仕事の絡みで行けない可能性が出てくるのでなかなか予約しづらいんですよねー。

そして、昔は結構手数料とってる映画館多かったような気もするけど今はシネマシティの非会員だけになってるのですね。キャンセル可で手数料も0だとイタズラが出かねないからやむを得まい、というところですか。

決済方法は個人的にはカードが使えれば全く問題無いのでアレですが、ここは各社の方向性が分かれる感じになってしまっています。コスト面の問題もあるのでしょうがどのあたりの客層取り込もうとしてるかというあたりが見えるのかなぁ、と。

結局の所、決済方法を除けばシネマシティ最強という結果でした。

「君の名は。」をシネマシティで見てきたのはいいけどネタバレ無しでツイートするのは難しい【前半はネタバレ無し】

のでブログエントリを認めるのです。とはいえ前半はネタバレ無しでいきます。

cinemacity.co.jp

ということで、今回は極上音響上映。

と前にツイートしたように、極上爆音上映と極上音響上映はシネマシティ的には別扱いになっていて、映画の内容で使い分けてる状況。最近の映画でいうと、マッドマックス・ガルパン・シンゴジラが極上爆音上映で、ユーフォニアム・TOO YOUNG TO DIEが極上音響上映となっており、「君の名は。」も極上音響上映。音圧で圧倒する方向なのが極爆で、音の繊細さを売りにしているのが極音、という理解であります。

予約時点では

ってな感じで予約状況はイマイチだったのですが、気付けば満席になってて、期待が高まります。

って6週連続シネマツーってどないやねん、とか思いながら鑑賞。

という感じで大満足でした。

音響は、映画にしては結構左右に音を分離している印象でしたが、それをそれぞれのスピーカーで繊細に鳴らしていて、素晴らしかったです。

映像美については相変わらずの新海誠クオリティで、ホント凄いとしかいいようがない。そして、今回凄かったのは、ストーリーと台詞回し。テンポ良く話が進んで、また、言葉の使い方が本当に丁寧で、グッと惹き込まれました。

という、たまごまごさんの記事通り、いろいろ語りたいけど、コレ絶対展開を知って見たら受けとれる面白さが半減するよなーということで、我慢せざるを得ないのでした。

ホント、良く出来たお話なので、未見の方は是非見に行ってくださいまし。出来ればシネマシティのaスタ極上音響上映で見ると良さを体感出来ると思います。

ということで、以下ネタバレちょっとありコーナー

「極爆じゃねーかコレ!!」

いやまぁ、一箇所だけではありますが、ストーリーで結構心が揺さぶられているあの状態で、あの魂的にも物理的にも揺さぶられる重低音には、ホントやられました。

あのシーンだけでも、ウーファーの凄い劇場で見るべきかと思います。

そして、凄くネタバレありコーナー

予告を見てた時点で、コレ、時間軸がズレてるんだろうなと予測してて、ホントにその通りになってて打越厨の俺歓喜。ただ、町がああなるというのは全く想像していなくて驚きましたし、時空間の繋ぎ方の巧さにもびっくりでした。いやー、ホントよくできたSFでした。

あと、見終わった後に気付く宣材の凄さ。冒頭のシネマシティの記事の

f:id:NOGjp:20160827222622p:plain

のこの画、未見の人に対するイメージカットになっている一方で、見た人に対しても感慨深いカットになっていて、凄いなぁ、と。このシーンを切り取って、かつ、映画のシーンから改変するその度胸に感服です。

ホント、いろんな意味で素晴らしい映画でした。

シネマシティVSチネチッタ:南武線ラインアレイスピーカー映画館対決勃発かっ

今週は今週とてシネマシティへ出かけて、響け!ユーフォニアムを見てきました(4回目)

cinemacity.co.jp

見てというよりは、聴きにいった感じではありますが、

シネマシティのaスタらしい繊細な音で、5月のチネチッタLiveサウンド上映

bnog.hatenablog.com

とは違った満足感が得られました。

そんなチネチッタですが、今週大きなニュースが。

cinecitta.co.jp

まさかのラインアレイスピーカー! どう考えてもシネマシティを意識した設備投資であります。

ということで、シネマシティとチネチッタを比較してみる

シネマシティ チネチッタ
立川 所在 川崎
1994年 開館 1987年
11 (2,259席) 4Dなし スクリーン数 12 (2,964席) 4Dなし
a studio(382席)。Meyer Sound「LEOPARD」合計20台+サブウーファー「900-LFC」3台 メインスクリーン チネ8(532席)。d&b audiotechnik(V8を4台+V12を2台)×3計18台+サブウーファーJ-SUB4台(9/17~)
JR立川駅徒歩約5分。最後の1分は屋根が無い。最近北改札が出来て便利になった。 駅からのアクセス JR川崎駅徒歩約5分。最後の2分は屋根が無い。北改札を作っているが関係ない方角である。
提携駐車場(映画の入場券割引)が一応有るが、提携外駐車場のほうが利便性もトータルコストも上だったりする(土日ならタイムズ立川地方合同庁舎がオススメ) 駐車場 有(320台)。映画鑑賞で3時間無料
あり(手数料50円)。鑑賞希望日の3日前の0時から。上映20分前までキャンセル可。なお有料会員は手数料0円で4日前の0時から予約可。 ネット予約 あり(手数料なし)。鑑賞希望日の3日前の0時から。
あり(600円/6ヶ月 or 1000円/1年)。上記予約優遇に加え、入場料が平日1000円・土日祝1300円になる等。 会員制度 なし。但し、ポイントカードが有り、5回鑑賞で招待券1枚になる。
しょぼい トイレ 普通
600円(ハートランド) ビール 630円

こんなところか。シネマシティはキャンセル可ゆえ予約しやすい+会員だと常に安いという絶対的アドバンテージがあるので、単純比較だとどうしてもチネチッタに勝ち目は無い気がするな。

まぁ、南武線対決とはいえ立地がすげー離れてるので、直接対決という感じにはならないのでしょうけどね。とはいえ意識し合っているのは確かだと思うので、両者頑張ってほしいものです。

あと、不思議なのは、南武線沿線は立川と川崎という両端以外に映画館が存在しないこと。

武蔵小杉の再開発でも出来なかったし、なんでなんだろう。まとまった土地があって可能性がありそうなのは、南多摩富士通跡地に出店計画のあるジョイフル本田

www.tokyo-np.co.jp

に併設されないかなー、というくらいですがさてはて。

そして今日は今日とてシネマシティへ響け!ユーフォニアムを見にいくのでした(5回目)。もちろんLive Zound導入後にチネチッタで再演あれば見に行きますよっ!!

[9/3追記]Live Zoundの情報がアップデートされていた&チネ8に設置のようなので表記更新。

なないちゃんとあそぼ!が最高だった件について

夏コミVR界隈で最大の話題作

www.vrjcc.com

を無事入手できたのでプレイレポートをば。

といっても、直前に

kai-you.net

という渾身のレポートが上がってしまっているので、おおよそはそっちを見てもらえれば:-p

準備編

ということで

事前に用意しておこうということで、Amazonにてオーダー

んでもって、スマホの固定をどうするかなー、と思っていたのですが、そういえばこんなん持ってたなということで、

購入編

品切れになりそうな予感がしたので、保険のためにとらで予約しつつ、C90へ。

という感じで一応気合を入れて行って(それでも10時半到着ですが)

導入編

ということだったので

Oculusから入れて(途中Firmwareのアップデートが死んだけどそれは無視して)無事Viveで起動に成功。

しかしながらアップデータがあるとかメニュ-画面に書いてあったので、ダウンロードして、実行して、windows smartscreenに邪魔され、フラグつけて実行して、アップデート。そしてプレイ。

これはマジでヤバかった。モーションの数とか考えるとBEACHOUSEXレベルなのかなーと思ってプレイしたのですが、コントロールバイスが違うとここまで変わるのか、と思うくらいヤバい。確かにモーションの数はBEACHOUSEXレベルなのかもしれませんが、インタラクティブに動くだけでそこにキャラクタがいるという存在感がグッと上がります。

いやー、まいったまいった。これは凄すぎる。アダルトVRフェスタの時も凄いと思いましたが、モーションが洗練されたのと、音声がついたことで一気に化けた感じです。

いやマジこれ凄いとしか言いようがない。Vive/Rift持ちなら今すぐ体験すべし(いや、とらのあなも欠品ぽいし、C90も終わってしまったからどうやって入手したらいいかわからないけど)

以下思ったことをつらつらと

  • 敢えてスマホにしなくてもViveコントローラでいいじゃん、と思ったものの服の下に隠せないのでダメなのか・・・。
  • CM3D2みたいにすでにあるゲームに適用するのはハードル高そうなので、なかなか後追いが出てこなさそう
  • 当面VRJCCの1サークルだけとなると、大きく広まっていくのは難しそう
  • ということで、VRエロゲの夜明けはまだまだ遠いのかな
  • ところでVRゴーグルセットで売ってたけど、Vive/Rift持ち以外にこのソフト売りつけるのは正直どうなんだろう?
  • スマホVRとVive/Riftは別世界なので混ぜるのは正直誤解を招きそうだなー、とか思ったり
  • いきなりVive/Riftを買う層がそんなに多いわけもないので、スマホVRを入り口にしたいのはわからなくはないですけどねー
  • というか、入り口がどこにもなさげだよね>VRエロゲ
  • 体験しないとマジ分からないからなー
  • そういう意味ではPSVRサマーレッスンが入り口になるのかも
  • ただPSVRは入力デバイスが弱いしやはり厳しいか・・・
  • まぁ、個人的には当面なないちゃんとCM3D2があれば戦っていけそうな気がする

なんにせよ、なないちゃんとあそぼ!が最高だった、という話でした。

バック・トゥ・ザ・フューチャー3部作をシネマシティでみてやはりシネマシティは最高だと思った件

cinemacity.co.jp

「こんなにも面白い映画が、この世界にはあるんだ。」というもの凄いキャッチコピーで展開されたバック・トゥ・ザ・フューチャー、3週にわたって立川のシネマシティのa studioで見てきました。

3/31の6000万円超のスピーカー導入以降4ヵ月半で11回も出かけているシネマシティです。

 去年までは年に4,5回くらいしか劇場に行ってなかったわけですが、ここまで劇場に行くようになったのはシネマシティのせい、ということでシネマシティの凄いところを書いてみる。

音響

やはり凄いのは音響。

weekly.ascii.jp

ascii.jp

といったあたりの記事を読んでもらいたいところですが、やはり3月に導入したLEOPARD+900-LFCが凄い。極上爆音という表現に惑わされる人も多いのですが、決して五月蠅いのではなく、クリアに表現された音が低音から高音まで綺麗に鳴り分けられているので、非常に心地よい音響となっています。

特に低音の響きがハンパなくて、ガルパンとかマッドマックスとか、音で体が震えさせられるのが非常に心地よいです。4DXとかの人工の振動では敵わない、魂の振動を感じることができます。

チネチッタのLiveサウンド上映もかなり頑張っているとは思うのですが、やはり劇場の音響としてはシネマシティのaスタは一歩先を行ってます。

予約システム

音響以上に予約の制度が優れていると感じるのがシネマシティ。

何が凄いかというとキャンセルが上映20分まで自由なこと。何故かほかの劇場は一度予約するとキャンセル不可というシステムばかりなのですが、キャンセル自由になることでとりあえず見に行きたいものを良席で予約しておくということが可能になるのが素晴らしい。

どれだけ混むのか想像がつかなかった&土日の予定がさっぱり立たなかったバック・トゥ・ザ・フューチャーの最初の予約は土日でいい席を4枠予約して、直前で1つに絞るという技を使ったりしたのですが、そういうのが出来るのがシネマシティの凄いところ。

逆にいうと、頻繁にチェックしていると、直前にキャンセルが入るケースが多いので、頻繁にチェックできれば直前の予約でも結構いい席がとれたりするのがシネマシティ。たまに暇な週末の朝眺めてたりするのですが、ガルパンとかマッドマックスとかほぼ満席になっている回次でも数席はセンターの席が空いてることが多いです。

会員になると土曜の予約が月曜24時、日曜の予約が火曜24時なので、月曜のスケジュール発表時間にどの枠を予約するのか考えるのが楽しいです。

なお、最近公式サイトの作品詳細ページに「上映スケジュール発表は原則土曜からの1週間分を前週の火曜に行います」との記載が追記されましたが、基本月曜の21時前後の発表となってます。シネマシティズン会員になると4日前から予約可能なので、土曜分は火曜0時からの予約なので、火曜と言っているのだろうけどねー。

スケジュール

シネコンはフレキシブルなスケジュールを組めるのが特徴、ということにはなってはいるものの、通常あまり突拍子のないスケジュールを組んでいることは少ないのですが、シネマシティは違います。

旧作でもこれを見せたいというものがあれば回数を増やしたり、野心的な編成をしてくれます。特にバック・トゥ・ザ・フューチャーはなんかすごいことなってました。

eiga.com

ただ月曜の発表まで何がいつ上映されるのか読めないのがつらいところではあるのですが。

 料金

あとなにげに凄いのが料金体系。シネマシティズン会員(年会費1000円、半年会費600円)になってしまうと、平日orレイトショー1000円、休日昼間1300円ということになって、通常料金1,800円に比べてもだいぶ気軽なお値段となります。

まぁ、駐車場代払ったり、ビール買ったりすると差額分はすぐに越してしまうんですが・・・。

ということで

シネマシティは素晴らしいというお話でした。今だと、シン・ゴジラをaスタで震・ゴジラとして見るのがよいのではないでしょうか?

cinemacity.co.jp

特に来週は

ってなことになっていて、どういう上映になるのか期待されます。ってか、聴覚障碍者むけの日本語字幕なのに、あの極爆による体感できる震動を与えようというあたりに野心を感じます。また見に行こうっ。

あと、個人的に今一番期待なのは劇場版ユーフォニアム

cinemacity.co.jp

万難排して見に行く所存であります。

ということで、今後もシネマシティにはお世話になっていく感じであります。ホント、aスタの箱の音の鳴り方はほかの劇場にはない素晴らしさなのでもっともっと多くの人に楽しんでほしいものです。

 

VRエロゲ事情 - 2016/07末時点

5月に書いたエントリ

bnog.hatenablog.com

が未だに参照数が多い状況ですが、3ヶ月たってだいぶ状況も変わってきたことだし、ガイド的なモノを書いてみることにする。

ちなみにここでいうVRエロゲは非実写VRアダルトと考えてください。そして日本向け対象。

ハードウェア

VRエロゲ目的の場合、Oculus Rift か HTC Vive の2択であるのが現在の状況。ただ、今買うならHTC Viveでいいと思います。

  • Viveはリモコンがあってお触り出来る
  • Viveはドスパラでも売ってるなど、販売網がしっかりしている
  • Oculusは配送がデタラメだったり、プレスリリースが出来ていなかったりとやらかしすぎ

唯一、部屋の広さが取れないという問題が出る人もいるかとは思いますが、そこは頑張るしかないところかと。VRエロゲの場合、ベッドスケールにしてしまうという技もアリかも。

ソフトウェア

カスタムメイド3D2

VRエロゲといえば、真っ先に名前があがってくるのがカスタムメイド3D2(CM3D2/カスメ2)。とはいえVR専用ソフトではなく、通常の3DエロゲパッチでVR対応させたもの。ただ、それだけだと操作性に難があるので、しばりすとGripMovePluginを入れるのが標準的?なVRでの使い方となっているのが現状。

いろいろな追加データが出てますが、通常版の本体(Chu-B Lip対応でないやつ、ダウンロード版でも可)をまずは買えばよいかと。あとはヌルゲーマー的にはCM3D2Editorを活用すれば(ry また、追加データも対応していますので、徐々に買い足していくのもよいかと思います。順番としたら3D2+3D2+2→他、というところですかね。ダウンロード系とビジュアルパック・キャラクターパック好みのものがあれば、というところかと。

普通にエロゲとして出来が良いのもあり、マウスとキーボードでちまちま視点移動しなくてよくなるVRだとより一層没入感が増します。とりあえずViveとセットで買うべき作品。

BEACHOUSEX

なんかほぼ話題になっていませんが、安く最低限のラインで成立しているのがBEACHOUSEX。詳細はVR18の紹介記事読んでもらえればというところですが、値段なりのVRエロゲとなっています。

かこみきさんのモデリングとのことですが、ImagineGirlsに比べると一段落ちる気がするのが残念なところ。

プレイクラブ

github.com

非公式でのパッチでVR対応となっているのが、プレイクラブ。しかし、アップデート速度の早さといい、実装した機能の規模といい、公式の新機能かよ、と思うレベルのもので凄いとしか言いようがない状態となっております。

製品版のプレイクラブを買えばプレイ可能です。好みに合えば追加データのパックを買うのもアリ。

ある意味最先端のVRエロゲというところですので、開発者の人はプレイしておくとよいのかも。

セクロスフィア

CM3D2同様、公式のパッチでVR対応したのがセクロスフィア。しかしながら全く話題にならないのは、元のゲームの出来故か。折角のエロシーンの自由度が低い上、三人称観点で眺めることになるが、かなりつらい感じ。誰かが非公式でのパッチを作り始めると状況変わるかもしれませんが、3Dモデルの出来的に、CM3D2の下位互換なのでCM3D2でいいや、ってところかもしれませんな。

今後期待のソフト

なないちゃんとあそぼ

アダルトVRフェスタで一気に知名度を上げた感があるのがなないちゃんとあそぼスマホのセンサーを使ったコントロールも出来るようになるらしく、リアル側の操作感を自分で工夫できそうなのが、ワクワク感を掻き立てます。空気嫁がいいのかクッションとかでいいのかホールがあったほうがいいのか、さてはて。

問題は需要と供給が読みづらいのでC90で入手できない可能性がありそうなところ。流石に朝から並ぶ気力はないしなー

ハニーセレクト

今のところViveへの対応はなさそうなのだけど、発売前からVR対応を煽っていそうなので期待できるのかな?というのがハニーセレクト

開封済のOculus Riftがあたるというキャンペーンは微妙なところですが、CM3D2とは違った方向の3Dモデルですので、需要が高そうです。

VRカノジョ

エロゲなのか何なのか全く情報がないですが・・・。スクショのCall 911が気になる

そのほか

www.dlsite.com

DLsiteがサイトを開設していますが、タイトル数がないのでそのうち閉鎖しそうな気が。そして6/20に4/2新着として登録された某タイトルは真剣にどこの誰も話題にしてない感じで、びっくりです

また、そのDLsiteが提携しているImagineVRもタイトル数がないのでそのう(ry

VRエロゲはまだまだ広まっていくには時間がかかるフェーズだなぁ、というところです。まぁ、みんなCM3D2で理想の嫁イドといちゃいちゃするので十分満足してしまってるということなのかもしれませんが。

個人的にはVR前提でデザインされたVRエロゲーをみてみたいなぁ。唯一の存在ともいえたPLAYGIRLSは早すぎた登場のせいか、製品版のRiftに対応せぬまま閉鎖してしまったし。やはり、サマーレッスンX-Ratedを出せ!

まとめ

要するにHTC ViveとCM3D2を買えっ

ZERO ESCAPE 刻のジレンマは最高の打越ゲー

パンチラインでがっくりきてる人も多いのかもしれませんが、打越鋼太郎ファンなら今すぐやれ!(ってもうやってるでしょうが)といって差し支えないと思うZERO ESCAPE。コンプしたので雑感をば。

ZERO ESCAPE 刻のジレンマ (特典なし)
 

あとは箇条書きでツラツラと。

  • エピローグが欲しかったかも。
  • ラストのZEROさんマジかっけー。
  • 世間的には評判悪いっぽいけど、ZEROさん不遇の人すぎるだろ
  • それはさておき、ファイが相変わらず可愛くてたまらない。
  • 茜の色っぽさもいいよね
  • んで、縦に伸びるのと回転するのは感心した。
  • あと、グロっぽいシーンが多いけどよく審査通ったなぁ。
  • だったらエロいシーンもちゃんといれろ!
  • というか、コレ、全世界リリースだから審査すげー大変だったんだろうな。
  • メモがVitaだとすげー取りづらいのでsteam版が正解だったかも。

こんなところかな

と併せて三部作なので、前2作がプレイ前提になるのでハードルが高いですが(脱出パートだけなら前作プレイしてなくても良いですが、後半の打越パートはついてこれないです)、打越ゲーとして最高傑作ではなかろうかしらん。時空間をここまで自由に操って綺麗に終わった豪腕は流石すぎる。



あ、最後に、でもコレ、打越ファン以外にはオススメできないです(ぉ

りゅうおうのおしごと3が圧倒的だと思うライトノベル16上

ここんところ下半期しか投票してなくてそれはどうなのかと思わなくも無いので上半期も好きラノに参加してみる。

lightnovel.jp

りゅうおうのおしごと!(3)

りゅうおうのおしごと! 3 (GA文庫)

りゅうおうのおしごと! 3 (GA文庫)

 

【16上期ラノベ投票/9784797388176】

上半期で、とにかく圧倒されたのが、りゅうおうのおしごと3巻。

深い取材に基づくネタ出しの巧さ、ギャグを惜しみなく突っ込むセンス、そして、本筋の将棋に対する想いの描き方、どれもこれも完璧と言わざるを得まい。

3巻ヒロインはライトノベルには珍しい成人女性ということもあり、深みのあるお話となっており、ホントいいおはなしでした。

冴えない彼女の育てかた Girls Side(2)

【16上期ラノベ投票/9784040708409】

続き物で一番今楽しみにしてるのが冴えカノ

丸戸節がホント遺憾なく発揮されておりただただ素晴らしい。キャラが生きている感じがいいです。

クロックワーク・プラネットIV

3巻から大分間があいた4巻。

クロックワーク・プラネット4 (講談社ラノベ文庫)

クロックワーク・プラネット4 (講談社ラノベ文庫)

 

【16上期ラノベ投票/9784063815085】

12月発売だけど2016扱いなのかな? まぁ、リストにあるから投票して良いんだろ

それにしても毒舌が読んでいて心地よいです。

クソゲー・オンライン(仮) 「運営は全員逃げたけどなんの問題もないわ!」

【16上期ラノベ投票/9784040683140】

いやはや見事見事。今後もバカラノベを書き連ねていって欲しい作家です。

青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない

読んだのは7月だけど(Bookwalkerだと1ヶ月遅れになるんだよねー)

【16上期ラノベ投票/9784048658911】

ここへ来てこういう展開持ってくるか、という感じで素晴らしい。ヒキが凄かったので次巻が楽しみすぎる。1ヶ月遅れのBookwalkerを待つかどうかが悩ましいな。

 

というような感じの16上でした。なんか昨年以前のモノをいっぱい読んでたりしてたので5作ということで。