チネチッタLIVE ZOUNDは素晴らしいものでしたが勿体ないと思った件

先月、チネチッタに新しい設備が入ると言うことでエントリを書いた

bnog.hatenablog.com

確認してきましたのでそのレポートなど。

いざ川崎へ。

チネ8に入ると、スピーカーより鉄骨が目立つという予想外の作り。なんで白く塗ったし…。おかげで、上映中も明るいシーンになると鉄骨がハッキリ見えるという…。

で、音自体についてですが、まず、最初のCMの時点で明らかに違うのが分かる。あの自動車整備のCMのピクニックがあんなにサラウンド感あるとはしらなんだ。そして、CMあけ本編前にLIVE ZOUNDのデモが入って、ここで本気の音の鳴り方が分かる感じ。

で、本編を見た印象は、音楽を鳴らすのに特化したセッティングを感じて、高~中音域の解像度感が凄く良かった感じ。あとは、ハコの出来がのせいか静音性が高いこともあって、環境音が綺麗に出てて素晴らしかった。

低音は重さを感じさせるセッティング。ちょっと聴いてて疲れる感はあるものの、コレはコレで良かったです。

シネマシティがaスタにLEOPARD入れたときは、最初の2日(3/31,4/1)こそ当時上映していた映画そのままかけたものの、宣伝からして4/2からのMAD MAX Fury Roadの再上映が主目的なのが明白で、意思を感じたわけです。

一方のチネチッタですが、「君の名は。」と「シン・ゴジラ」というヒットしてて集客が見込める作品を初週上映に選ぶのは、休日の多い週ゆえハコの回し方として致し方ないかな、と思ったものの

と、当初1週間予定で発表していたのを延ばすのは、まともに企画を立てられる人がいない感じがします。「ライヴプロデュース集団クラブチッタと手掛ける最新鋭のハイエンド音響装置」という触れ込みでLIVE ZOUNDの宣伝しているのにライヴ感楽しめる映画を上映しないのは間抜けとしか言い様がない。折角の設備なのに勿体ない。というか、何の目的で設備投資したのコレ?

そんな中、シネマシティでは同じ日にMAD MAXのライブスタイル上映をしてたり来週からシングストリート上映したりと頑張ってるのが対照的。

チネチッタも頑張りを見せて欲しいなぁ。