My Merry May with be

My Merry May with be。春から寝る前メインにぼちぼちやり続けてきたのですが、ようやくエンディングまで到達。いやー、面白かった。DC版当時(って2002/2003なのね)に個別にプレイはしていたのですが、大まかな設定以外はほぼ忘れていたこともあり、新鮮な気持ちでプレイできました。

お話としては、人工生命体における人格とは?というド直球ストレートなテーマなのですが、普通のギャルゲフォーマットで作ってしまってるのでまだるっこしい感じはしますな。寝る前にやっていたせいはありますが、寝落ちしたのは両手の指では足りないほど(ぉ とはいえ、盛り上がるところは盛り上がるので意外に飽きなかったり。特にMaybeのラストの展開が面白いので、途中の中だるみの記憶が薄れて最終評価を押し上げてる感じ。

そして、個別の作品になかった、MetempsychosisとEpilogueは今回初プレイ。Metempsychosisは正直存在意義がよく分からなかったのですが、Epilogueはそれまでのお話の総括としてなかなかの力作。まぁ、本編で断片的には語られていて蛇足という話もありますが、きちんとボイス付きグラフィック付きで描かれるとぐっとくるモノがあります。みさおが不憫すぎる気はしますが。そしてEpilogueEndingの歌がよかった。BUG??レゥ&リースRemix?という、松岡由貴さんが一人で2コーラス歌ってるという歌がなんともラストに聞くと心に浸みます。

ちなみにMy Merry MayMy Merry Maybe→Metempsychosis→Epilogueというのがたぶん推奨攻略順。May/Maybeについてはこの時代のKIDゲーらしくOPへの登場順で。とはいえ、Maybeは攻略見ないと分岐が分からないでしょうが。

とにかく、再プレイしてよかった、と思える作品でした。Amazonで限定版未だ売ってるくらい売れて無さそうだけど。しかしUMDじゃなくてDL販売だったらもっとプレイしやすかったんだけどなー。とにかく未プレイのひとは是非にやってほしいなぁと思うわけです。時代が時代だったらこれアニメ化とかされてると思うのだけど、まぁ、2002,3年の作品ではしょうがないか。