Unity VR EXPO Shibuyaへ行ってVR部屋を用意しようと思った話。

今日はUnity VR EXPO Shibuyaという、Unityのイベントに行ってきました。

行きがけの電車の中でGizmodoの記事を読んで

なんてなツイートをしたせいもあり、Oculus Riftがやってくる前に環境をどう整えたらいいのかなー、というあたりを意識しつつのイベントでした。

300人に入場者を絞って、展示を21配置、ということで結構余裕のある形の運営となっており、いろいろ見て回れたのがよかったです。印象的だったものをいくつかツラツラ書いてみる。

VR Terrain Maker

UnityのTerrainをVRの中で作るというツール。Terrianってのは地形とかを弄ってゲームマップにする機能で、頑張ればいろいろ作れるのはわかるのですが、マウスでちまちま作るといくら時間があっても足りないということで、以前弄った時は厳しいなと思っていたわけです

ということで、視点移動をVR-HMDにすることで、視点移動のマウス操作がなくなることと、使いやすいコントローラーを導入することで、箱庭作りがスゲー楽しくなってました。簡単な操作で、自分がTerrainに入り込むことも出来て歩き回れる、というのもすばらしい感じでした。LTの中でもそんな話は出てましたが、今後はこういう作業はVRの中でやられていくんだろうなぁ、という未来のゲーム開発を見た感じでした。

大賞に投票したのはコレだったのですが、大賞は取れなかったようで残念。Unityの未来考えるとこっちだと思ったんだけどなぁ

BLAST×BLAST

で、大賞だったのがこちら。Oculus+Leapmotionを使ったシューティング。自分の手をグーパーするだけで敵が倒せるというのが爽快なゲーム感。非常に良くできていて素晴らしい出来とは思ったものの、Leapmotionであるからして今後の主流にはなり得ないであろうというのが残念なところ。

オーバーストリーム

こちらは分かりやすいアクション。体を動かしてアイテムをとっていくというゲーム。凄い分かりやすい作りで出来ていてコレいいな、とは思ったけど、かなりのスペースが必要ということでやはり専用部屋を用意する必要があるのかな、という感。

唐揚げキャッチ

もひとつ専用部屋がいりそうと思ったのがこちら。飛んでくる唐揚げをキャッチしたり避けたりするだけのゲームではあるのですが、かなり運動が必要で途中から椅子に座っていては対応できませんでした(苦笑) シンプルながら面白かったです。

パンチライン 覗き見VRミュージアム

いろいろ微妙な感じになっているパンチラインですが、こんな展開もしてたのか!と驚いたのがコレ

そしてVRコンテンツとしては微妙な出来。や、キャラの造詣とかマーカーを使った操作とか、頑張って作りこまれていて悪くはないんですが、パンチラインという作品世界からすると方向性がズレすぎててなんと評価したらいいのやらというところ。個人的には

ということで打越鋼太郎に期待したいのですが、さてはて。

ほかも含めて

いろいろ楽しめていいイベントでした。特に、LTが同時並行で実施されていて、各開発者の思いのたけをいろいろ聴けたのが面白かったです。

そして、やはり、VRは専用の部屋を用意したほうがよさそうだ、というところを強く感じたのでした。PCも新調せねばならないし、なかなか2月3月は忙しいな。

ってことで物理的には可能なのが却って悩ましいところではある。でもOculus RiftとPSVRとHTC Viveを揃えるのであれば必要な投資かなぁ、と。

(HTC Viveが日本で買えるのかどうかがイマイチよく分からん状態ではありますが…)

頑張って考えてみよう。