凍京NECROの選択肢は2つだけですが、

上・おっさん→下・おっさん→上・娘→下・娘 の順でプレイするのが推奨だよねこれどうみても。たまたま正解引いて良かったけど。

ということで、久々にエロゲをまともにプレイしました。Nitroplus15周年ということで力入ってそうなコレ。

www.nitroplus.co.jp

とにかく作り手側がやりたいように作りました!という感じで、それはそれで良くなっている部分もあるのですが、悪くなっている部分をコントロールできてないのが商業作品としてはイマイチでした。特にゲームシステムのUIの分かりづらさは、今までいろんなゲームプレイした中でも最悪。

とかツイートしましたが、最初セーブのメニュー自体見当たらない&マニュアルにも載ってない、ということでオートセーブかと思って1回やり直しとかせざるを得ない事態になったりして、兎に角酷い。しかも演出に凝り過ぎててやたら時間かかるし。あと

ってなんだったんだコレ。

ただ、本編の方の演出が凝っているのは良い感じです。

スローモーションを効果的に使っていたり、カットの長さを短めに切ったりと、いろいろ凝ったことをしていて、臨場感を増してました。

あとは、電脳空間の演出も見事でした。ある意味いろんな作品のパクリ的な感じではあるのですが、データの流れを可視化して映像化するひとつのテンプレートが出来上がった感じがします

惜しむらくはそういった演出がエロシーンには一切使われなかったこと。何を重視するかという割り切りなのは分かるのですが、ちょっと見劣りをしてしまいました。

それでお話のほうですが、

と、進むにつれテンションが下がっていくという、中だるみ感を感じる展開。ただ

ラストの最後だけきっちり作ってあったので満足感はありました。スタッフロールの歌と演出も良かったし。それで

OPの小野正利には今更驚きはしませんが、これにはビックリした。

ということで、サイバーパンクものとして作り手側が作りたいように作っちゃった作品でした。ホント、演出は一見の価値ありです。