「君の名は。」をシネマシティで見てきたのはいいけどネタバレ無しでツイートするのは難しい【前半はネタバレ無し】

のでブログエントリを認めるのです。とはいえ前半はネタバレ無しでいきます。

cinemacity.co.jp

ということで、今回は極上音響上映。

と前にツイートしたように、極上爆音上映と極上音響上映はシネマシティ的には別扱いになっていて、映画の内容で使い分けてる状況。最近の映画でいうと、マッドマックス・ガルパン・シンゴジラが極上爆音上映で、ユーフォニアム・TOO YOUNG TO DIEが極上音響上映となっており、「君の名は。」も極上音響上映。音圧で圧倒する方向なのが極爆で、音の繊細さを売りにしているのが極音、という理解であります。

予約時点では

ってな感じで予約状況はイマイチだったのですが、気付けば満席になってて、期待が高まります。

って6週連続シネマツーってどないやねん、とか思いながら鑑賞。

という感じで大満足でした。

音響は、映画にしては結構左右に音を分離している印象でしたが、それをそれぞれのスピーカーで繊細に鳴らしていて、素晴らしかったです。

映像美については相変わらずの新海誠クオリティで、ホント凄いとしかいいようがない。そして、今回凄かったのは、ストーリーと台詞回し。テンポ良く話が進んで、また、言葉の使い方が本当に丁寧で、グッと惹き込まれました。

という、たまごまごさんの記事通り、いろいろ語りたいけど、コレ絶対展開を知って見たら受けとれる面白さが半減するよなーということで、我慢せざるを得ないのでした。

ホント、良く出来たお話なので、未見の方は是非見に行ってくださいまし。出来ればシネマシティのaスタ極上音響上映で見ると良さを体感出来ると思います。

ということで、以下ネタバレちょっとありコーナー

「極爆じゃねーかコレ!!」

いやまぁ、一箇所だけではありますが、ストーリーで結構心が揺さぶられているあの状態で、あの魂的にも物理的にも揺さぶられる重低音には、ホントやられました。

あのシーンだけでも、ウーファーの凄い劇場で見るべきかと思います。

そして、凄くネタバレありコーナー

予告を見てた時点で、コレ、時間軸がズレてるんだろうなと予測してて、ホントにその通りになってて打越厨の俺歓喜。ただ、町がああなるというのは全く想像していなくて驚きましたし、時空間の繋ぎ方の巧さにもびっくりでした。いやー、ホントよくできたSFでした。

あと、見終わった後に気付く宣材の凄さ。冒頭のシネマシティの記事の

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のこの画、未見の人に対するイメージカットになっている一方で、見た人に対しても感慨深いカットになっていて、凄いなぁ、と。このシーンを切り取って、かつ、映画のシーンから改変するその度胸に感服です。

ホント、いろんな意味で素晴らしい映画でした。