ミュージカル少女革命ウテナが想像以上に良かった件

ミュージカル少女革命ウテナを観劇してきました。

musical-utena.com

この手のミュージカル自体初観劇。会場はCBGKシブゲキ

cbgk.jp

今日の昼回、4列目真ん中近くというほぼベストポジションで見たのでした(ちなみに4列目本当の真ん中2席が空席だった・・・。アンツィオったのかな?)

思ったよりシートの前後が狭く、また、肘掛けが無いのに椅子がやたら柔らかくて左右に落ちそうでイマイチ落ち着かない環境での観劇でした。

開演前

開演前の諸注意は影絵少女2名から。生身の人が影絵やってるので当然ながら手足が細くない(そらそうだ) 

マイクにWi-fi使ってるのでケータイとかモバイルWi-fiとか切れとか言っててちょっと新鮮。でも機内モードでも良いんじゃ無いの?とかデジカメとかも付け加えたほうがいいんじゃないの?とか思ったり。

そして開演

正直に言おう、最初に思ったのは「音悪くね?」ということであった。音量を上げすぎているがためにスピーカーが悲鳴を上げている感じ。特に低音。ここんところ音響の良い映画館しか行ってなかったこともあって、正直悪印象。

しかしながら、いろんな演技が始まるとそのあたりの音響の悪さは忘れて劇に集中できました。

お話としては、テレビシリーズ第1クールをダイジェストでお届け、みたいな感じだったのですが、ミュージカルシーンを使って圧縮することで樹璃と幹のお話まで入れ込んでいて盛りだくさん。よく練った脚本ですよこれは。

そんな超圧縮な作りにもかかわらずアニメ1話相当の部分はアニメ以上?に尺を使ってきちんと描いていたのが印象的。全員歌唱で締めていて第1部完、という感じが良く出てました。

演出面でよかったのは、バックダンサー?の使い方。黒白の制服を着た男女4名(公式HPのキャスト最下段の4名)がメインキャストの周りを縦横無尽に踊りまくった上に台詞もしゃべりまくるという面白い作り。普通にアニメだとサブキャラで役名があるような役を次から次へと演じているのにもびっくりでした。

そして重要なのがミュージカルパート。正直侮っていたのですが、ウテナ能條愛未さんがすげー良かった。ウテナらしい自信に満ち満ちた歌唱と演技で凄かった。乃木坂46にこんな才能が埋もれているとは! 他のメンバは一部怪しい人もいましたが、全般的にはよく稽古したなぁ、という感じでした。

いやはや見事見事、という感じで非常に楽しいミュージカルでした。

カーテンコール

3回やるのは予定調和っぽい感じでしたが、しゃべりの内容は何も決めていないようで、アドリブが楽しかったですね。

総評

いやはや楽しい2時間でした。既にチケットは売り切れていますが、当日券が僅かばかりあるらしいのと、GYAOの有料配信があるのと、円盤が出るのでそのあたりでチェックすると良いのでは無いでしょうか?

musicalutena.sblo.jp

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おまけ

プレミアム席用の非売品グッズはハンカチでした。

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