AIRを試してみる

何やら世間ではAIRが薄いとか使えないとか話題らしいので、Adobe AIRを試してみる<AIR違い

ま、ネタは兎も角、何がやりたいかというと、月曜に書いたNicoDischarger(以下ND)にソースがついていたので、ActionScriptとか話題の割に見たこと無いな、ということで試してみたかったというところ。まぁ、元のソースはflex2で作ってるみたいですが、どうせやるなら最新で行こう、ちうことで。

とりあえずこのへんを参考に環境のインストール。Adobe Integrated Runtime (AIR) / JDK 5 / Flex 3 SDK だけでOKの模様。Hello Worldまではあっさり出来た。ここで気付いたのですが、WindowsGUIのコンソールプログラムってこれまで一切作ったことなかったわ。まぁ、動機がないとなかなか手が出ないもんな。

それで、NDの改造に取りかかる。とりあえず、そのままコンパイルかければ動くのかと思いきや、flexのバージョンが違って動かない命令があったりAIRでは未サポート命令があったりで難儀する。特に、ExternalInterface がAIR未対応ってのが大きくて、ローカルの設定ファイルを読み込む部分がゴッソリ使えないという罠。とりあえず、お試しということでソースに直書きしてようやくコンパイルが通るようになる。配布ファイル形式にする際に署名がいるってのが鬱陶しい仕様だな。まぁ、今のご時世そんなもんかもしれんけど。インストーラーが半自動で出来上がるってのは楽で良いんですが。

で、ソース見ながらふにふに改造してみる。初見は初見なりになんとなく分かるというお行儀の良い言語っぽいですな。ただ、流石に改造レベルは出来るけど、機能追加はいきなりでは辛いな。とりあえず、今日は1024x768で表示するようにしたところで満足しておく。

以下、自分用メモ

コンパイル
amxmlc ND.mxml
コマンドライン実行
adl ND-app.xml
署名作成
adt -certificate -cn SelfSigned 1024-RSA nogCert.pfx Password
パッケージ作成
adt -package -storetype pkcs12 -keystore nogCert.pfx -storepass Password ND.air ND-app.xml ND.swf