はじまりの歌をさがす旅

はじまりの歌をさがす旅。読み逃していた川端裕人作品をエピデミックの文庫化を機会に買って読んだ。ソングラインに強くインスパイアされた作品なのかなぁ、という印象で読み始めたわけですが、これがまた予想外の展開しててとにかくびっくり。現代風なアレンジがなんとも。また、川端裕人作品らしく、登場人物の人の良さも印象的。非常に泥臭いお話なのになんか爽やかに描かれるのが素晴らしい。

しっかし、ソングラインはなんとなくの知識でしか知らないわけですが、やっぱりチャウトンの本を読んでおくべきなのだろうなぁ