ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟

ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟。映画が良かったので、原作を購入したわけですが、これがまた映画とは全く違うノリでびっくりした。マイケルオアーについては勿論書かれているものの、どちらかというと、ブラインドサイドのOTについてのレポートになっていて、よりマニアックな感じ。映画の様なハートフルストーリーを想像して読むと、そういう部分がほぼ無いのでちょっと悲しい。

とはいえ、現代フットボールの勉強にはなって、非常に面白く読めた。LTって高給なポジションですが、そうなるまでにはいろいろあったんだなぁ、というあたりがよく分かって良かった。

で、これを読むと、映画の方で邦題を「しあわせの隠れ場所」とか付けたのは、なかなか良いセンスだったんだなぁというのが逆説的に分かったり。珍しく正しい邦題だったとは。