僕たちの終末

僕たちの終末。2作目は読まなかった機本伸司の第3作。恒星間航行船の開発っていう、ありそうでなかなかなかったテーマに対して、真正直に取り組んだSF。まぁ、技術論的にあんまり面白い部分はなくて、政治的な部分で読ませる作品になってしまったのは残念ではありますが、ラストが想像外に爽やかに終わったのでよかったです。滅茶滅茶強引でしたが。

ただ、やっぱり、なんかこの人の文体は肌に合わんなぁ。なんか微妙にひっかかるんだよなぁ。別に酷いとは思わないんだけど・・・。