シドニアの騎士 1期&2期 THX上映会 が素晴らしすぎた

先週、今週と2週にわたって、シドニアの騎士TVシリーズの一挙上映会に行ってきました。

 金曜夜に海老名で、という微妙に行きづらい枠で、両週ともに昼間はフルで働いた後という状況になってしまったのがちょっと残念。

1期(6/16深夜)

席の埋まりが非常に悪くて、通路後ろの席以外は、センター通路脇2,3席くらいしか入っていない状況。

そんな中で始まったAC海老名の中の人の谷口さんの前説が面白かった。決してしゃべりが巧い感じではなくて、朴訥と語るのですが、一つ一つの台詞がすっとぼけてる感じで良かったです。

谷口さん自身が劇場版を見て、個人的にTHXで全話見てみたいと思った、という経緯で企画されたとのことで、たいそう素晴らしい仕事をされた!と絶賛したくなったのでした。

それで上映。事前に谷口さんが凄い凄い言っていた、OPのシドニアがホント凄い。高揚感ハンパない。そして、戦闘シーンメインにきちんと作り込まれた5.1ch音響が劇場を駆け巡る様が凄く良かったです。

ホント、THXの箱の良さは流石でした。 

2期(6/23深夜)

そして2期は舞台挨拶付き。

おかげで1期の時の4倍くらいは客数いたんではないかしらん。とはいえ、人数的には100人台くらいだったと思うので、ロビーに設置したメッセージボードの埋まりがイマイチでしたな。

f:id:NOGjp:20170624025325j:plain

f:id:NOGjp:20170624025300j:plain

 両面用意してしまったのが敗因の様な気はしますが(苦笑)

舞台挨拶はゆるーい感じのトークシドニア2期は、瀬下監督、吉平副監督、岩浪音響監督というBLAME!と同じ布陣なので、息のあった会話となっていました。特筆すべきは、瀬下監督。先々週のBLAME!コメンタリー付き上映会で味をしめたのか、自前のタブレットシドニアを作ったときの秘蔵映像をいろいろ持ってきて会話のネタにするという戦術。しかしながら、劇場側とは調整していないためスクリーンには映らず、タブレットを持って場内の階段を上下するというハードワーク。いくら人数少ないからといって、ちょっと厳しかった(苦笑) オフレコな話が多くて書けませんが、非常に興味深い話が聞けて良かったです。今後もこういう蔵出しトークショーしてくれそうで期待したいですな。

本編は相変わらずのTHXの正確な鳴り方が映える素晴らしい上映。ハコもそうだけどソースが良いんだよね、コレ、という感じでした。そして、やはり、最終話に流れるシドニアが最高でした!

総評

いやはや本当に素晴らしい上映会でした。BLAME!のプロモを兼ねてるのは間違いないのですが、他の劇場が配給側からの提案ベースと思われる劇場版シドニアの騎士を1週間限定上映で上映するだけの中、劇場側からの提案でこういうイベント上映を仕掛けるというのが大変良かったと思います。

というか、6月は各所でアニメのイベント上映っぽいことをしているように見えるけど、同じ作品の上映形態を変えるだけ、というのが多すぎる気がする。もうちょっと各劇場の企画力を見たいな、というのが正直なところ。

そういう意味でAC海老名は今後も何かやらかしてくれそうな感じがするので今後も期待したいです。