CINEMA Chupki TABATAのガルパンは一味違うぞっ!

CINEMA Chupki TABATAのガルパン上映へ行ってきました。

chupki.jpn.org

CINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)というのは一風変わった劇場で、

 目の不自由な人も、耳の不自由な人も、どんな人も一緒に映画を楽しめるユニバーサルシアター。たくさんの人々の募金によって、日本一小さくて、日本一やさしい映画館

というコンセプトの元、イヤホン音声ガイドや日本語字幕付きでの上映をする映画館なのです。その一方で、7.1.4chのスピーカーを配置してドルビーアトモス/dts-X対応というなかなかイカした設備を備えるハコです。

そんなCINEMA Chupki TABATAでのガルパン上映ですが、更にいろいろ凝ったことをしています。

coubic.com

元々クラウドファンディングで始まった映画館の、唯一の10万円寄付者のセレクションによる上映ということで力が入っています。

スピーカーを増設し、

 音声ガイドは秋山優花里役中上育実さん。結果として

7.2.4+1chという多分ここでしか味わえない特殊上映となりました。

それで、20席しかないということもあって土日は避けて金曜夜21時からの回をチョイス。

間口が3mもない感じで油断していると通り過ぎそうな本当に小さな建物。着いた時点ではロビーに4人くらいお客さんがいたけど、5人目でもう立って待つ場所もギリギリという小ささ。 

そして着座。まずは持参したイヤホンを接続して上映前は音声テストを聞く。これは流石にガルパンで揃ってなくて

小野大輔さんでした。

そんなこんなで始まる上映。最初は音声ガイドを両耳つけてたのですが、途中でこれモノラルだから片方でいいじゃん、と気付いて片耳モードで鑑賞。 

音声ガイドはあまり四六時中入る感じでは無く、本編音声が無いところへ補足を突っ込む感じ。淡々とシーン解説が入るので秋山殿成分は一切無し。これはこれで味わい深い。やたら戦車の名前を正確に入れてたり、通りや旅館の名前は実名だったり、なかなかこれまで知らなかった豆知識が増えました。

惜しむらくは音声ガイドを聞いてしまったが故に、本編音響がどうだったのかがイマイチ分からなかったこと。

もう一回みにいくべきなのか、 さてはて。

とにもかくにも唯一無二な上映で、大満足でした。

音声ガイド入りのBlu-rayとか出る望はほぼないと思うので、 ガルパンおじさんは頑張って田端まで見にいくべし!