CINEMA Chupki TABATAのガルパン上映へ行ってきました。
CINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)というのは一風変わった劇場で、
目の不自由な人も、耳の不自由な人も、どんな人も一緒に映画を楽しめるユニバーサルシアター。たくさんの人々の募金によって、日本一小さくて、日本一やさしい映画館
というコンセプトの元、イヤホン音声ガイドや日本語字幕付きでの上映をする映画館なのです。その一方で、7.1.4chのスピーカーを配置してドルビーアトモス/dts-X対応というなかなかイカした設備を備えるハコです。
そんなCINEMA Chupki TABATAでのガルパン上映ですが、更にいろいろ凝ったことをしています。
元々クラウドファンディングで始まった映画館の、唯一の10万円寄付者のセレクションによる上映ということで力が入っています。
バリアフリー映画館CINEMA Chupki TABATAにて、本日から8月末まで上映される『ガールズ&パンツァー 劇場版』用にELAC「SUB2090」を設置。岩浪美和音響監督のセッティングもあって、ド迫力の爆音サウンドが実現しました。中上育美さんの音声ガイドも必聴ものです! pic.twitter.com/rmAs9wiULd
— 野村ケンジ@KAIUNハイレゾ月イチ出演 (@nomurakenji) 2017年8月1日
スピーカーを増設し、
写真は、本日実施した、中上育実さんによるバリアフリー上映用ガイド音声の収録風景です。シネマチュプキ田端運営会社の会議室での、ハンドメイドな収録でした。BV杉山 #garupan pic.twitter.com/uuWRa4Ancs
— 「ガールズ&パンツァー」公式アカウント (@garupan) 2017年7月22日
8月1日〜シネマチュプキタバタの「ガルパン劇場版」
— 岩浪美和 (@namisuke1073) 2017年7月31日
エラック SUB2090 サブウーファーを増設し
「ユニバーサルセンシャラウンド」上映!
7.2.4+1ch(+1chは中上育実さんの音声ガイド)ステレオイヤフォンお持ちになり、ここでしか聞けない音声ガイドを楽しんでください! pic.twitter.com/R0punfK6Qm
7.2.4+1chという多分ここでしか味わえない特殊上映となりました。
それで、20席しかないということもあって土日は避けて金曜夜21時からの回をチョイス。
到着っ。想像以上に小さいな(苦笑) (@ シネマ・チュプキ・タバタ - @cinemachupki in 東京都) https://t.co/03Y1A2ENlu pic.twitter.com/UaQXTpN3yB
— NOG (@NOGjp) 2017年8月4日
間口が3mもない感じで油断していると通り過ぎそうな本当に小さな建物。着いた時点ではロビーに4人くらいお客さんがいたけど、5人目でもう立って待つ場所もギリギリという小ささ。
チュプキ今日の最終回、15人も入ってる。イヤホンつけて準備完了なう。 pic.twitter.com/q0PTVsr7BN
— NOG (@NOGjp) 2017年8月4日
そして着座。まずは持参したイヤホンを接続して上映前は音声テストを聞く。これは流石にガルパンで揃ってなくて
当館の音声ガイドのテスト音声は、小野大輔さんが勤めてくださっております。
— Cinema Chupki(チュプキ) (@cinemachupki) 2017年8月3日
そして現在上映中の『この世界の片隅に』では、水原哲役を演じておられます。
お帰りの際は、当館の壁に書かれてあるサインも是非チェックしてくださいませ。
小野大輔さんでした。
そんなこんなで始まる上映。最初は音声ガイドを両耳つけてたのですが、途中でこれモノラルだから片方でいいじゃん、と気付いて片耳モードで鑑賞。
音声ガイドはあまり四六時中入る感じでは無く、本編音声が無いところへ補足を突っ込む感じ。淡々とシーン解説が入るので秋山殿成分は一切無し。これはこれで味わい深い。やたら戦車の名前を正確に入れてたり、通りや旅館の名前は実名だったり、なかなかこれまで知らなかった豆知識が増えました。
惜しむらくは音声ガイドを聞いてしまったが故に、本編音響がどうだったのかがイマイチ分からなかったこと。
チュプキガルパンみおわりー。いやー、音声ガイド、なかなか味があってよかったですなー。とはいえイヤホンなしで楽しむのがよかったのかもしれん。もう一回こないといけないのかも。
— NOG (@NOGjp) 2017年8月4日
もう一回みにいくべきなのか、 さてはて。
とにもかくにも唯一無二な上映で、大満足でした。