真・恋姫†無双3rd

真・恋姫†無双3rd、魏ルート、曹操郭嘉+程、楽進+李典+于禁、数え役萬☆姉妹をコンプしつつエンディングまで。いやはや満腹満腹という感じのエンディングでたいそう満足しました。要は曹操が呉・蜀を破るという、誰でも一度は想像する世界を、作り手が思うがままに作ってみました、というお話なわけですが、これが凄く上手に作られててびっくりですよ。魏ルートに限った話ではないですが、説明しすぎず、一シーン一シーンを非常に短くしつつ、お話を転がして成立させているのに感服。設定に凝ると、このあたりのテンポが犠牲になりがちですが、この作品に関してはそういうこともなく、きちんとキャラゲーになってて素晴らしい。ま、それでも十分長いんですが。

ラストの曹操×劉備の戦いは流石に長めに作ってありましたが、点描でいろいろ振っていたネタを繰り返しつつ、曹操を魅力的に描いていて、ほんと惚れ惚れしました。いやー素晴らしい。その後のノークリック演出の部分含めて、綺麗な終わり方でした。

個人的に残念なのは、張梁の活躍がイマイチだったこと。キャラ紹介が「貧乏性をアピールしてファンの憐れみを請い、入場料を値上げして利益をあげるわよ」ってなことになってるから、いろいろ暗躍するのかと思いきや、普通の良い娘でした。それはそれで良かったは良かったですが、如何せん出番が少なかったなぁ