ゲーム版パンチラインはアニメより先に出すべきだったよーな

連休前にひっそりリリースされたパンチラインの感想など。

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もともとゲームの企画が先にあって、アニメも作ることになってアニメが放送開始されたのが2015年4月。それから遅れること1年、ようやくゲーム版の発売だったのです。

発表当時のこのあたりでは大期待だったわけですが、

 アニメのほうが、展開の遅さから評価されずに終わってしまったこともあって、だんだん存在を忘れかけていったのでした。

そんな厳しい状況下での発売となったわけですが、打越信者としては発売日に買ってプレイせざえるを得まいということで、早速VITA版でプレイしたのでした。

大枠としては一本道のADV。選択肢的なものもありますが、即ゲームオーバーに流れるか、本筋に変わらない部分が変わるかだけで、ほぼ意味はない。

ミニゲームとして、イタズラパートとイタゴラパートがあるものの、選択肢が少なすぎるため、頭を使うというより運に頼った試行錯誤することしか出来ず、達成感というより徒労感を覚える感じ。時間制限がちょい厳し目なのでドキドキ感は多少あるけど。

お話の本筋は、普通に面白かった。ループものと入れ替わりものの要素をうまくつなぎ合わせて、最高にハッピーでピースフルな世界を目指す物語が出来上がってました。が、コレ、大半アニメ版で明かしちゃってた内容ママなので、プレイしていてのワクワク感が全く感じられなかったのが残念。完全に一致はさせてないのですが、打越鋼太郎ならもうちょっと捻ってきてくれるのかと思ったのに……。

あとは、基本的に3Dモデルでの表現になっているのですが、モデルもモーションも一昔前感があってビミョー。踊りとかそのぎこちなさ含めてギャグにはなっているのですが、もうちょっと頑張ってもよかったのではないかなぁ、と。

あと

というのが地味に辛かった。もうちょっとノレるOP/EDだったらよかったけど、これも微妙な出来だったし。

ということで、どういう切り口で見てもビミョーな感じのパンチラインでしたっ。アニメ見てなかった人ならお話を楽しめるとは思うので、プレイしてみてもよいのではないでしょーか、という感じです。

 

パンチライン

パンチライン

 
パンチライン

パンチライン