カスタムメイド3D2とプレイクラブでVRエロゲの時代来たる

黄金週間とは良く言ったもので、この一週間でVRエロ界隈(というかVRエロスレ)は大盛り上がりとなりました。

カスタムメイド3D2

一応「動作保障対象外」と謳ってはいますが、公式で発表されたパッチでのOculus Rift CV1とHTC VIVE対応。

OculursのほうはDK2の時代からサポートしていたので、単に製品版のランタイムに対応したのみとなっていますが、HTC Viveも併せて対応してきたのにはかなりびっくり。しかも、単に対応しただけでは無くViveのコントローラーを使って、モデルを触れるようにしたという専用対応まで詰め込むというサービス精神。

早速Viveで試してみたのですが、ルームスケールに対応したことで、かなり新たな体験となっていました。

特に個人的に気に入ったのは、ダンス。一緒に踊れるというのがとにかく楽しい。向かいあって踊ってよし、並んで客席(ただし無人)に向けて踊ってもよし、いい体験でした。

最大の難点は移動。MOVEの基準が視線方向ということで、地表面を部屋の床に合わせるためにいちいち床を見て前進させてから、なるべく水平方向を見て前進するという、なんか無駄な動きが必要に・・・。

PANORAの記事だとそのあたりの問題点は認識あるみたいなので、今後の改善に期待ですな。

PlayClubVR

こちらは公式での対応では無く、ユーザのMOD。まぁ、最近没落感の激しいイリュージョンでは難しかろうというところで。

www.hongfire.com

こちらは、作者がVive持ちということで、Viveをメインターゲットにしているもの。

最初動作させるのにPlayClub_Data\Managedフォルダにアクセス権限つけないといけないことに気付くのに時間がかかったものの無事起動。

CM3D2とは完全に違った質感の3Dモデルなので、これはこれでなかなかいい味わい。また、こっちの移動は場所指示してのワープが実装されているので、そのあたりのストレスも無いのがいい感じ。

一番の問題点は

ということで、ゲームそのもの。プレイ出来る幅が圧倒的に狭いので、飽きがすぐやってきてしまいます。これはイリュージョンがイマイチというより、KISSのマネタイズの巧さが凄いだけなのかもしれませんが。

ただ、発売後時間が経ってることもあって、いろいろMODも出来てるので、そのあたりで楽しむのが良いのかも。

共通の課題

VR専用で開発してないこともあるのでしょうが、メニュー選択をViveコントローラーでやるのが凄い難しい。

CM3D2はPOINTERモードに変えて、コントローラーの向きでカーソルを移動して、タッチパッドを短時間押し込むことでクリック扱いにする形で、慣れればなんとかなるかなーという感じ。ただ「短時間」の判定が厳しめなのでなかなか辛い。

プレイクラブはMENUモードに変えて、タッチパッド自体でカーソルを移動させた上でその場所を押し込むという超絶難しい操作。タッチパッドの絶対座標がメニューの座標とリンクするとかいわれても、そんな細かい操作を空中で出来るかいな、という。

このあたりは、未だ研究が足りてない分野なので、今後標準のやり方が出来てくるのでしょうけどねー。

おわりに

VRエロゲは臨場感がハンパないのでもっといろんなタイトルといいなぁ、と。

正直なところ、同人からもうちょっとタイトルが出てくると思ってたのですけどねー。ここまでほぼほぼ誰も作らないとは思わなかった。夏コミあたりには出てくるのかなー。期待期待。

 

追記:5/7 22:10

PlayClubVRのメニュー選択がアップデートされているという情報がっ

あとで試そうっと

追記:6/7

github.com

追記:7/31

3ヵ月後の状況を書いた

bnog.hatenablog.com