スウィングガールズ
スウィングガールズ。あまりに期待値通りで驚くべき所はなかったんですが、いい映画でした。
矢口史靖といえばヘタレとメガネを描かせたら日本一なわけですが、今回もそれは健在。本仮屋ユイカのメガネは一見の価値があるといえよう。大事な役どろこだし。相変わらず良く分かって撮ってるなぁ。あと今回特筆すべきは効果的な止め絵の使用。止め絵をテンポ良く変えることで非常に漫画的な面白さを出すことに成功してました。
で、メインのビッグバンドジャズですが、何か既視感があるなぁとか思ってたらスペースチャンネル5なのか。きちんと元ネタ割ってるあたりが誠実かも。しっかし凄いメジャーどころの曲揃えてるよなぁ。曲の良さにひきずられていい演奏に聞こえてしまうからおそろしい。
ということで決して名作ではないんですが、見ていて楽しい映画でした。笑いもふんだんに盛り込まれてるし。むしろDVDの特典が楽しみかも。