School Heart’s―月と花火と約束と

School Heart’s―月と花火と約束と。ドラマCDで出ているお話の半年前を、4人の作家が別々のヒロイン視点で描くという企画モノ短編集。構成でココまで凝ってしまうと、なかなか面白いモノに仕上げるのは難しいでしょうに、きちんと完成された短編集になっていてスゴイです。正直なところ、みかづき紅月以外の作家はしらない名前だったりするので、個々の持つ個性がきちんと出てるのかはよく分かりませんが、4人4色の青春恋愛小説になってて、読んでて楽しかったです。

しっかし、一迅社文庫は予想外のラインナップを出してくるよなぁ。来月のラインナップみても、上原りょう早狩武志だし。一貫性がない、というのが方向性なのかなぁ?