VRカノジョ体験版をプレイしたけど、世界初じゃないよね、という話。

VRカノジョの体験版が出た!ということで早速試してみました。

vrkanojo.com

ダウンロード→インストール→起動とスムーズにいって体験

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まさかの扇風機を体験するソフトだったとは!

 

というのはさておき、モデルは素晴らしいし、物理演算も結構頑張ってる感あるし、いい出来ではあるのですが、製品版に繋がるデモになってなくて残念。

サマーレッスンより綺麗なグラフィック、というところは分かったのですが、その1点突破では流石に厳しい感じ。扇風機ネタは面白いけど、一発ネタに過ぎるし。どういう方向のエロゲにしたいのかが見えないのが辛い。

いやまぁリアル彼女のシリーズ扱いということで、実験作であって、面白いエロゲになる期待なんか微塵も無いのは確かですけど。そして、どんな怪作か楽しむために買うのは間違いない。

世界初?

それはさておき、VRカノジョ、何故か各種メディアで「世界初とされるVR専用アダルトゲーム」みたいな紹介をされているのが不思議過ぎる。

jp.automaton.am

japanese.engadget.com

しかしながら、イリュージョンの公式ページとかには一切「世界初」という言葉は無かったり。調べた限りでは、Twitterとか他の所でも世界初とは言ってない感じなので、なんで世界初扱いされてるのか?

いろいろググった結果、「世界初」という文言の初出はたぶんVR通信forAdult(10/13 12:15?)

protosketch.co

但し、ここでの記載は「商業作品では世界初のVR専用エロゲームになります」という文言。明らかに商業作品以外には先行作品がある、ということを認識した記載です。どこから商業か、という定義の問題はありますが、間違った記載ではないと思います。

そして、留保無い「世界初」はvrinfo(10/13 14:45)から発生したようにみえます。

vrinfo.jp

「世界初となるVR専用アダルトゲーム」と太文字で書いちゃってます。VR通信の記事を参考に、インパクトあるように書き換えたのかな?

その後、それにつられて?いろんなメディアが「世界初」と書き連ねて今に至る感じの模様。日本が世界に誇る「なないちゃんとあそぼ」とか過去に記事にしたことあったりするメディアまでやらかしてるのがなんといっていいのやら。専用ソフトが増えて嬉しいのは分かるけど、正確に書いてほしいものです。