なんか軽い気持ちでブクマしたら60スター超えてしまった&なんか誤報から誤解したままの人がいそうな感じなので整理してみる。
まずは公式発表
2/17付けでOHPに掲載されたお詫びであります。青森はシネマディクトで昨年12/30~今年2/14まで未完成版の「この世界の片隅に」が上映されていたという、あまり聴かない類のお詫び。
情報不足から
- DCP時代になんでこんなこと起きるんだろう
- 何故に12/30からなんだ
みたいな反応はあったものの、そのあたりが分からずもやもやとした気分となりました。
そして朝日新聞
2017年2月19日20時48分付けで経緯を取材したと思われる記事が出ます。
昨年12月17日の上映開始後、音声の不具合があったため、スペアに交換したつもりだったが、それが最終完成前のバージョンだった
ということで、待機系が古いバージョンだったっていうのはやらかしがちだよねぇ、とSE脳的に納得したものでした。
また同記事では、発覚したきっかけとして、
9回鑑賞したというファンが別の映画館との違いを見つけ、ツイッター上で片渕監督に「違うバージョンもあるのはなぜですか」と質問して発覚
という記載があり、なるほど9回も見れば違いも分かってくるのかな、と納得したのでした。
ツイートを探してみよう
そこまでの朝日新聞の記事を読んで、指摘のツイートを探してみようと思い立ち、検索をしてみました。そして、ちょっと探しただけで突き止め完了。
@katabuchi_sunao お忙しいところ恐れ入ります。
— ne-go? (@nego_ka) 2017年2月14日
2か所で『この世界の片隅に』を観ましたが、少し違いがありました。
ツイッターでアンケートをとったところ、ほとんどの方は「最後のばいばい」ありバージョンをご覧のようです。「ばいばい」なしバージョンもあるのは何故ですか?
ああ、これねー、と見つけたところでブクマ(21:46)
これか→ https://t.co/XeTn6vXdQC これは気付く違いかも / “「この世界の片隅に」あれ?完成版と違う…客指摘で発覚:朝日新聞デジタル” https://t.co/PzLCHp45Uf
— NOG (@NOGjp) 2017年2月19日
これが60スター以上集めることになります。
9回観賞したから違いが分かったのか?
そんな状況の中ご本人から9回は見ていないという発言が!(21:57)
どっから出てきたその数字。「9回」は(まだ)観てないぞwww
— ne-go? (@nego_ka) 2017年2月19日
こんなしょーもないネタでさえ朝日新聞クオリティなのか(苦笑)
はてブ上では22:40には指摘が上がります
「この世界の片隅に」あれ?完成版と違う…客指摘で発覚:朝日新聞デジタル
「9回」は違うっぽい https://twitter.com/nego_ka/status/833299390731218948
2017/02/19 22:40
とはいえ、朝日新聞が記事に書いてしまったので、刃など拡散されてしまったのでした。
朝日新聞の対応としては
9回(実際は7回らしい)の誤報部分がしれっと消えてるww https://t.co/sq2oNnD84w
— NOG (@NOGjp) 2017年2月20日
流石である。いつものことではあるけど、何故に大手メディアは訂正履歴を載っけないんだろう。間違いは間違いで隠さなくても良いのに。とはいえ
記事を掲載した朝日新聞さんより、訂正した旨連絡ありましたので、この件はここまで。
— ne-go? (@nego_ka) 2017年2月20日
ということで、ご本人には連絡をしているあたりは、最低限のことはしているといったところですかね。
じゃあ9回観賞した人は実在するのか
「この世界の片隅に」あれ?完成版と違う…客指摘で発覚:朝日新聞デジタル
20日追記:9回見た人はこっちじゃないかな→https://twitter.com/Hatsushibadenki/status/827216967362715648
2017/02/19 21:55
ということで、片淵監督とやりとりしていたのに、気のせいで済まされていた人がいた模様。
@katabuchi_sunao 那覇で2回観た後に年始に青森で観たら、なぜか違うように感じましたとても不思議 (エンディングの主役のあの人の、目元アップで終わったような気がしてました)。途中の “香りの花” も、今回無いなあとか思ってました(とても不思議)。
— はつしばでんき (@Hatsushibadenki) 2017年2月2日
勿論このやりとりの後に具体的な指摘も来たので、片淵監督から東京テアトルへの確認がされたのでしょうが、この時点ではっきり指摘できていれば、という気もしないではないですね。
結局何が違ったの?
バージョン違いって結局何が違ったの?というところはこんな感じだった模様。
シネマディクトさんで観た『この世界の片隅に』と
— ne-go? (@nego_ka) 2017年2月11日
コロナシネマさんで観たのとの違い。
ディクトさんのは
1.オープニング 電線にすずめが居ない。画面が空いっぱいになってもすずめは飛ばない。
2.遊郭で道を尋ねるシーン お姉さんたちから漂う「いい匂い」をあらわす花が飛んでいない
3.エンドロール(リンさんのものがたり) 色が最初から最後までセピア一色。内容や終わりがちょっと違っている。絵は一カット一枚だけ。
— ne-go? (@nego_ka) 2017年2月11日
最後の最後、の「ばいばい」無し。
ディクトさんで上映しているのは初期版?なのでしょうか。
やはり最後の映倫マークと同時に出る「ばいばい」の有無は、印象として大きく違いそうな気がします。そういう意味では9回も見て無くても気付きそうですね。
まとめ
ばいばい