シネマシティのベイビー・ドライバーはハイローを意識してないのではないかという話

シネマシティ椿原さんのツイートがプチ炎上していたのです。

matomame.jp

確かに「プロモーションに物を言わせた話題作をかわして」というのは頂けない表現で擁護しようのない話ではあるのですが、このコメントに対してハイローを揶揄しているというように思っている人が多い、というのに凄い違和感を覚えたのです。

ってことで、ちょいと邪推してみました。

椿原さんといえば、知っている人はご存じの通り、シネマシティで何をどのハコで上映するかというのを決めている人であります。つまり、週末の観客の入りを事前に予想しているわけです。その結果は既に上映時間表として現れていることになります。

その8/19-20の上映時間表はこんな感じ。 

作品 上映回数(土日合計) 席数
スパイダーマンホームカミング cスタ(180席)×4 + dスタ(177席)×2 + bスタ(303席)×7 3195席
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? fスタ(226席)×12 2712席
ミニオン大脱走 gスタ(279席)×8 2232席
ベイビー・ドライバー aスタ(382席)×4 + cスタ(180席)×2 1888席
トランスフォーマー最後の騎士王 bスタ(303席)×2 + eスタ(177席)×6 1668席
君の膵臓をたべたい iスタ(170席)×2 + kスタ(175席)×4 + gスタ(279席)×2 1598席
ターミネーター2 3D aスタ(382席)×4 1528席
HIGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY iスタ(170席)×8 1360席

となっていて、正直なところハイローは上映回数は多いものの、客の入りはあまり期待していなかったと考えられます。

「かわして」という表現をしていたことを考えると、スパイダーマンか打ち上げ花火かミニオンになるわけですが、「プロモーションに物を言わせた」での絞り込みはなかなか難しい。該当週の新作での比較であれば打ち上げ花火なんでしょうが、スパイダーマンのような気もするし、そのあたりは椿原さん本人にしか分からないところですね。

しかし、こうして並べてみると、ベイビードライバーを推すといっておきながら、ここまで客がついてくるとは思ってなかったんだろうな、というのが分かりますね。

realsound.jp

でも、最後なんか弱気ですし。

ということで、上映の割り当てからみる客数予想をどう劇場がしているかの邪推でした。まぁ、シネマシティだとcスタ指名とかで見に来る変な客もいるため、単純に席数だけで判断できないところはあるのでしょうが、大きくは外してないかなぁ、と、いうところで。